徒然なるままに2022年6月の野山の記録№1 八ヶ岳遠征から     
 6月始めは八ヶ岳でホテイランが咲くと聞く。 天気良さそうで1日朝出発。夕方にはホテイラン群生地で撮影開始。
 2日は朝早く駐車場出発し、行者小屋経由文三郎道で赤岳へ。 厳しい階段状の登りと岩場の鎖を歩く。
 赤岳からは本日の目標の一つツクモグサを見るために橫岳方面へ。 岩場の登りながらも目標があれば登れる。
 今回の遠征は100名山登山が目的では無く花の撮影が目的で、2日には下山後650km走行し、3日の未明に帰宅した。

八ヶ岳最高峰赤岳(2899m)山頂

赤岳頂上山荘 双耳峰になっている!

文三郎道、地蔵尾根は階段が多い

ツクモグサ(九十九草) キンポウゲ科オキナグサ属

ホテイラン(布袋蘭) ラン科ホテイラン属

ホテイラン 唇弁のふくらみが布袋の腹を連想させる

コウライテンナンショウ(高麗天南星)  サトイモ科 テンナンショウ属

シロバナノヘビイチゴ (白花の蛇苺) バラ科 オランダイチゴ属

ミヤマタネツケバナ(深山種漬花) アブラナ科 タネツケバナ属

コメバツガザクラ(米葉栂桜) ツツジ科コメバツガザクラ属

オヤマノエンドウ(御山の豌豆) マメ科オヤマノエンドウ属

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪) スミレ科スミレ属
 6月始めは八ヶ岳に登り体力の低下を実感した。
 その後は赤星山、古岩屋、銅山峰、横倉山、四国カルスト、瓶ヶ森などを歩く。
 目的の花に会えず複数回登った山もあるが、今月は雨の日がある割によく外出した。
 しかし体力維持にはならなかった月であった。 殆どの所は標高差の少ない山・距離の短い山で山を歩くよりも車で走る時間が長くかかる。
 それでもこの時期は花を求めて遠征する事が多いのは仕方ないとあきらめていた。
 歩く能力低下することを忘れて!
 この間ラン科の花で昨年有ったところに見られない花が3種類。 盗掘の為かは不明だが!

ヤマアジサイ(山紫陽花)  ユキノシタ科 アジサイ属

ジガバチソウ(似我蜂草) ラン科クモキリソウ属

コフタバラン(小双葉蘭) ラン科サカネラン属

ギンラン(銀蘭) ラン科 キンラン属

イワギリソウ(岩桐草) イワタバコ科 イワギリソウ属

イナモリソウ(稲森草) アカネ科イナモリソウ属

フクリンササユリ(覆輪笹百合) ユリ科 ユリ属

ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科ギンリョウソウ属

シロバナササユリ(白花笹百合) ユリ科 ユリ属

クチナシ(梔子 、巵子) アカネ科クチナシ属 

コケイラン(小蕙蘭) ラン科 コケイラン属

天狗高原展望台から見る天狗荘と五段高原

イワツクバネウツギ(岩衝羽根空木) スイカズラ科 イワツクバネウツギ属

ハンショウヅル(半鐘蔓) キンポウゲ科 センニンソウ属

ユウスゲ(夕菅) ユリ科ワスレグサ属

シコクハンショウヅル(四国半鐘蔓)  キンポウゲ科 センニンソウ属

マイヅルソウ(舞鶴草) ユリ科 マイヅルソウ属

ツマトリソウ(褄取草)  サクラソウ科ツマトリソウ属

ノビネチドリ(延根千鳥)  ラン科 テガタチドリ属

クモキリソウ(雲切草) ラン科 クモキリソウ属

キツリフネ(黄釣船) ツリフネソウ科ツリフネソウ属

ツルアリドオシ(蔓蟻通し) アカネ科ツルアリドオシ属

イチヤクソウ(一薬草) ツツジ科イチヤクソウ属

コナスビ(小茄子) サクラソウ科オカトラノオ属

ヤブタビラコ (藪田平子 ) キク科ヤブタビラコ属

ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科 ツツジ属