徒然なるままに2020年10月の野山の記録№1 秋の花本番です。     
 10月になって朝晩涼しくなりました。
 赤星山にも多くの花が咲いていましたが、今からは特定の花がたくさん見られるようになります。
 写真にはないですが、ジンジソウが咲き始めました。 ジンジソウはタカちゃん新道分岐から千丈の滝の間に群生しています。
 その上にはアサマリンドウがたくさん咲く頃です。
 今年はセトウチホトトギスは遅れ気味です。 セトウチホトトギスは開花すると数日で花が落ちてしまいます。
 早めでないと見えなくなると思います。

イシヅチウスバアザミ(石鎚薄葉薊)  キク科 アザミ属

ミゾソバ(溝蕎麦)  タデ科イヌタデ属

ツルニンジン(蔓人参)  キキョウ科 ツルニンジン属

セトウチホトトギス(瀬戸内杜鵑草)  ユリ科ホトトギス属
 香川県の寺の境内でシロバナホトトギスが咲いていました。
 ホトトギスは丹沢山で見たことがありますが、やや色合いと葉の形が違いタイワンホトトギスが少し混じっていそうです。

ホトトギス (杜鵑草)  ユリ科ホトトギス属

シロバナホトトギス (白花杜鵑草) ユリ科ホトトギス属
 10月13日 天気予報は曇りのち晴れだが、朝から小雨がやまない。 新居浜まで走るが小雨が止まず遠方はあきらめ日浦登山口へ。
 登山口に着く頃には曇り空に、ザックに折りたたみ傘があるのを確認し、久しぶりに銅山峰を目指す。 
 曇天のためアサマリンドウは沢山あるがほとんどは閉じている。 帰りに撮影することとし、他の花を撮影しながら登る。
 銅山峰には思いの外センブリがたくさん見られた。 他にはキッコウハグマが咲いているが花の数は極端に少なくなった。
 紅葉はコメツツジやミツバツツジなど一部赤くなっているが山一面に色づくのはまだまだ先のようだ。

サジガンクビソウ(匙雁首草) キク科ヤブタバコ属

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)  キク科 ベニバナボロギク属

ツルリンドウ(蔓竜胆)  リンドウ科 ツルリンドウ属

アサマリンドウ(朝熊竜胆)  リンドウ科 リンドウ属

アカモノ(赤物)  ツツジ科 シラタマノキ属

キッコウハグマ(亀甲白熊) キク科 モミジハグマ属

ホソバノヤマハハコ(細葉の山母子)  キク科 ヤマハハコ属

センブリ(千振)  リンドウ科 センブリ属

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)  キク科アキノキリンソウ属

一部の木は紅葉が始まっている。
 10月14日 天気予報ではこの日を逃すと暫くは雨が降りそう。
 瓶ヶ森町道は真っ白で10m先が見えない時もある濃い霧の中を石鎚山へ。
 8時過ぎに土小屋駐車場に着くと平日なのに駐車場はほぼ満杯、この時点でもロータリーの道路上やバス停の前
 登山口の前の道路上にまで駐車する車が多い。 残念ながらこれらマナー違反の車は愛媛ナンバーが多い。
 紅葉は今年は山頂から登山道周辺まで同じように進んでいる。 例年だと山頂部と登山道周辺でははっきりと差があるのだが!

石鎚山山頂 鎖は渋滞もあり登山者多い、天気は最高。

トラバース道から山頂部が見えだした、多くの人はここで撮影。

ルンゼから見上げる岩と紅葉。

リンドウ(竜胆)  リンドウ科 リンドウ属

フクオウソウ(福王草)  キク科 フクオウソウ属

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)  キク科アキノキリンソウ属