徒然なるままに2019年10月の野山の記録№1 終盤間近の秋の花     
 10月4日 天気確認すると完全では無い、では折りたたみ傘程度なら持ち歩ける皿ヶ嶺へ。 一日曇ったが雨には遭わず幾らか花が撮影できた。

ナギナタコウジュ(薙刀香ジュ) シソ科ナギナタコウジュ属

シロヨメナ(白嫁菜) キク科 シオン属

アケボノソウ(曙草) リンドウ科 センブリ属

ジンジソウ(人字草) ユキノシタ科 ユキノシタ属

リンドウ(竜胆) リンドウ科 リンドウ属

ヤマラッキョウ(山辣韮) ユリ科 ネギ属

龍神平は一部草刈りしているが、ここでは道が見えない。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草) キク科アキノキリンソウ属

イシヅチウスバアザミ(石鎚薄葉薊) キク科 アザミ属 

サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻) キンポウゲ科 サラシナショウマ属
 10月5日 先日寒風山でセンダイソウを確認したが、稲叢山では咲いているかと山仲間と走る。
 車道が標高の高い所まで走っているため、道路際にも多くのジンジソウ等が咲いていた。
 センダイソウは盛期は過ぎているようだが十分元気な花が迎えてくれた。

ギョウジャアザミ(行者薊) キク科 アザミ属

ジンジソウ(人字草) ユキノシタ科 ユキノシタ属 道路際に群生

アサマリンドウ(朝熊竜胆) リンドウ科 リンドウ属

センダイソウ(仙台草)  ユキノシタ科 ユキノシタ属
 10月9日 例年に比べ気温が高く、紅葉の話はまだ聞かないが、台風が近寄ってきたのでそれまでにと石鎚山へ走る。
 当日は全国的に久しぶりの快晴。 10時近くに着くと土小屋の駐車場は満杯。
 スカイラインのゲートより下の空き地に車を止める。 県外ナンバーが多い。
 やはり、紅葉には早く、天狗岳や弥山の周りだけが紅葉しつつある。 山頂は弁当を広げるスペースが無く、天狗岳も混雑しているので
 早々に二の森側に20分ほど歩き、岩場に腰掛けてゆっくりとお昼にする。  二の森方面は笹が茂っていることが多いが今年は草刈り万全で歩き良く爽快! 
 ここまで歩くと石鎚山の山容が大きく変わる。 見る方向により大きく変容するのが石鎚山である。
 紅葉が遅れている分、花も少し咲き残っている。 イヨフウロも一輪・10月になってもフクオウソウ・ミソガワソウが有るのには驚いた。

中間の休憩所近くから見る石鎚山

天狗岳を仰ぐテラス部からの石鎚山

弥山山頂部からの石鎚山/天狗岳

いつもの紅葉撮影スポットから。 この日最高の紅葉写真。

面河乗越を過ぎると石鎚山・弥山が見える。

三角点峰の下にあるトラバース道はどっしりした石鎚山が見える。

フクオウソウ(福王草) キク科 フクオウソウ属

ミソガワソウ(味噌川草)  シソ科 イヌハッカ属

リンドウ(竜胆) リンドウ科 リンドウ属

ハガクレツリフネ(葉隠釣舟) ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
 10月14日 四国中央市は祭りの最中。
 台風一過で天気も良いし、東赤石山に登る。 先日の台風19号の影響か、登山道には小枝が沢山落ちている。 沢の水量は増えていない。
 山頂部もまだまだ紅葉の気配は無い。 花はマツムシソウの咲き残りがある以外はいつもの秋の花ばかり。
 アサマリンドウの真っ白い花があったが、開花していないのでシロバナか断定できない。

八巻側からの東赤石山山頂部・紅葉無し。

タカネマツムシソウ(高嶺松虫草) マツムシソウ科マツムシソウ属 咲き残り

シコクブシ(四国附子) キンポウゲ科トリカブト属

ジンジソウ(人字草) ユキノシタ科 ユキノシタ属

アサマリンドウ(朝熊竜胆)  リンドウ科 リンドウ属 開花前

アサマリンドウ(朝熊竜胆)  リンドウ科 リンドウ属 白花

リンドウ(竜胆) リンドウ科リンドウ属

ツルリンドウ(蔓竜胆) リンドウ科ツルリンドウ属 赤い実に