2019年7月の野山の記録№2 タカネバラ咲く |
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7月11日 小雨は降っているが大きく崩れることはなさそう。 日浦から銅山峰の途中までならば傘を差してでも歩けそう。
歩き始めは傘が必要であったが途中からは傘が杖代わり。 |
クモキリソウ(雲切草) ラン科クモキリソウ属 |
ウメガサソウ(梅笠草) イチヤクソウ科ウメガサソウ属 |
7月12日 東赤石山は今年は花が遅れ気味なので15日以降に登ろうと思っていたが天気予報では12日以外当分は雨。
銅山峰のように傘を差して歩ける山では無く晴天予想の12日登山決行。
床鍋登山口に車を置いて6時30分登山開始→権現越→東赤石山→八巻山→瀬場登山口→床鍋。 16時に車へ。
花を探し、撮影しながらのゆっくり登山であったが、急登あり岩場有りのこのコースは厳しかった。
天候はこの季節にしては最高で、比較的涼しく、帰って日焼けを指摘されて驚いた。 |
八巻山から東赤石山を望む。 |
尾根に突き出る橄欖岩の雄姿 |
オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草) ラン科ツレサギソウ属 |
フジイバラ(富士薔薇) バラ科バラ属 |
コメツツジ(米躑躅) ツツジ科ツツジ属 |
タカネバラ(高嶺薔薇) バラ科 バラ属 |
ウバタケニンジン(姥岳人参) セリ科シシウド属 |
コウスユキソウ(小薄雪草) キク科ウスユキソウ属 |
橄欖岩の隙間に咲くコウスユキソウとウバタケニンジン |
シモツケ(下野) バラ科シモツケ属 |
イヨノミツバイワガサ(伊予三葉岩笠) バラ科シモツケ属 |
クロソヨゴ モチノキ科モチノキ属 |
イワキンバイ(岩金梅) バラ科キジムシロ属 |
ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草) ユリ科 シュロソウ属 |
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草) マツムシソウ科マツムシソウ属 |
シコクギボウシ(四国擬宝珠) ユリ科ギボウシ属 |
オオヤマレンゲ(大山蓮華) モクレン科モクレン属 |
ツルギテンナンショウ(剣天南星)サトイモ科テンナンショウ属 |
7月15日 午後は天気回復の予定で銅山峰へ。 晴れる予定の午後にも霧雨が続く。
花はウメガサソウやイチヤクソウ・クモキリソウは多いがジオガバチソウは昨年の半分も無い。 葉も小さく花も咲かずに花茎が枯れた物も見られる。
16と17日は久しぶりに赤星山の登山道整備を手伝う。 登山道途中のガレ場では一部崩壊、何とか歩けそうではあるが危険で修理が必要。
今年の前半は極端な水不足であったものが梅雨に大雨が続き地盤が軟弱になり、林道でも上部から岩が落ちている。
赤星山の皇子渓谷に咲く花の内、ギボウシやイワタバコはまだまだ葉だけが目立つ状態だが、ギンバイソウが大きな白い花を咲かせ始めた。
今は登山口近くがきれいに咲いているが、徐々にこの花も山を登り始める。 |
霧雨の中の銅山峰、見透しが極端に悪い |
銅山峰のコメツツジは低い。ツガザクラは小さな実が着いている。 |
イチヤクソウ(一薬草) イチヤクソウ科イチヤクソウ属 |
ギンバイソウ(銀梅草) ユキノシタ科ギンバイソウ属 |
ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科ホタルブクロ属 |
アカショウマ(赤升麻) ユキノシタ科 チダケサシ属 |
赤星山の機滝 水量多く最高の眺めに |
16・17日は久しぶりに赤星山の登山道整備 |
7月22日 山友からヒメシロネが咲いていると連絡受け、いつもの香川県の山へ。
標高は低いが意外に花の多い所でホザキノミミカキグサは初見参。 |
ミミカキグサ&ホザキノミミカキグサ タヌキモ科 タヌキモ属 |
ヒメオトギリ(姫弟切) オトギリソウ科オトギリソウ属 |
ヒメシロネ(姫白根) シソ科シロネ属 |
ヌマトラノオ(沼虎尾) サクラソウ科オカトラノオ属 |
7月24日 東赤石山に見たい花が有り雨上がりの湿った登山道覚悟で歩く。
道中オオバノトンボソウやクモキリソウ等も未だに咲いていて、見たかった花は全部みることができた。
この日はいつもの様に単独行では無く、山友と同行、自分が見落としても見つけてもらえるありがたさを実感する。 |
シコクギボウシ(四国擬宝珠) ユリ科ギボウシ属 |
タカネバラ(高嶺薔薇) バラ科 バラ属 |
ヤマトキソウ(山朱鷺草) ラン科トキソウ属 |
ショウキラン(鍾馗蘭) ラン科ショウキラン属 |
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