徒然なるままに2019年7月の野山の記録№1 梅雨の花咲く     
 7月に入って晴れ間は無くなりましたが、数時間の雨の隙間を縫って近くの山々を歩きます。
 四国中央市は四国4県の県境の町です。標高は1000m未満の愛媛・香川・徳島の山が近くに沢山有り、傘を持ってでも歩く事ができます。
 天気良くないので林道近くや登山口の近くを歩くため外国から入ってきた花もあればカキランなどは高山より早く咲くのが見られる。

イヌホオズキ(犬酸漿) ナス科 ナス属

コマツナギ(駒繋ぎ) マメ科コマツナギ属 

ユウゲショウ(夕化粧) アカバナ科マツヨイグサ属

オカトラノオ(丘虎の尾) サクラソウ科オカトラノオ属

ウツボグサ(靫草)  シソ科 ウツボグサ属

ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科ホタルブクロ属

ブタナ(豚菜) キク科エゾコウゾリナ属

オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草) ラン科ツレサギソウ属

ノギラン(芒蘭) ユリ科 ノギラン属

カキラン(柿蘭) ラン科 カキラン属
 7月5日 天気予報では雨はなさそうだ。 気になっている花を確認に瓶ヶ森へ走る。
 前回から半月弱の瓶ヶ森だが花の種類は大きく変わっている。 ツマトリソウが可憐に咲いていた山がバイケイソウやホソバシュロソウ、イブキトラノオも咲いている。
 シロドウダン・ベニドウダン、ナナカマドも満開に近い。 キソチドリなどラン科の花も咲き始めている。
 さすがにミツバツツジやオオヤマレンゲなどはほとんど終わっているが、今からはナンゴククガイソウやタカネオトギリなども咲き始める。
 ここは今からも花を楽しめそうだ。

ツルキンバイ(蔓金梅)  バラ科 キジムシロ属

イブキトラノオ(伊吹虎の尾)  タデ科 イブキトラノオ属

ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草)  ユリ科 シュロソウ属

ナナカマド(七竈) バラ科 ナナカマド属

ツルギミツバツツジ(剣三葉躑躅)   ツツジ科 ツツジ属

バイケイソウ(梅蕙草)  ユリ科 シュロソウ属

シロドウダン (白灯台)  ツツジ科 ドウダンツツジ属

ベニドウダン(紅満天星)  ツツジ科ドウダンツツジ属

コメツツジ(米躑躅) ツツジ科 ツツジ属

キソチドリ(木曽千鳥) ラン科 ツレサギソウ属

キバナツクバネウツギ(黄花衝羽根空木) スイカズラ科ツクバネウツギ属

モミジカラマツ(紅葉落葉松草、紅葉唐松) キンポウゲ科モミジカラマツ属

ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科ギンリョウソウ属

オククルマムグラ(奥車葎) アカネ科ヤエムグラ属

アカショウマ(赤升麻)  ユキノシタ科 チダケサシ属

ヤマブキショウマ(山吹升麻) バラ科ヤマブキショウマ属
 7月6日 昨日の瓶ヶ森は充実した一日であったが、今日も雨は降りそうに無い。
 家事を午前中に片付けて昼から赤星山登山道を歩いてみる。
 いつもの花も迎えてくれたが、ただ一つ白い見たことの無い花が駐車場に咲いている。
 車か人が人里から運んできた物かもしれないが早い機会に図書館通いが必要になった。

テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科 テイカカズラ属

ムラサキニガナ(紫苦菜) キク科 ムラサキニガナ属

マルバマンネングサ(丸葉万年草) ベンケイソウ科マンネングサ属

ハタケニラ(畑韮) ヒガンバナ科ステゴビル属
赤星山の駐車場に出現した花はハタケニラ。
ニラの葉の匂いに似てるので ニラと名が付くが、ニラの仲間ではなく北アメリカ原産の帰化植物。
道端などに急激に繁殖が拡大している駆除の困難な雑草であった。 誰かの車のタイヤが運んだ物か!!
最近帰化植物が目立っている。 山野草の写真撮影が趣味の人たちにとってこのような植物が山に登らないように願うばかり!