徒然なるままに2019年5月の野山の記録№3 曙躑躅満開中     
 16日山友とエビラ山へアケボノツツジを見に行く。
 同行者は山のベテランばかりで、山を歩くのが好きな人たち、置いて行かれないように歩くのが精一杯でアケボノツツジ以外の花がなかなか目に入らない。
 約10時間の山行で、厳しい岩場を歩けば翌日に影響することが久しぶりに実感できた。 

急登が続く二ッ岳からエビラ山の登山道

二ツ岳山頂から今日の目的地エビラ山を望む

ウナズキツクバネソウ (頷衝羽根草) ユリ科 ツクバネソウ属

ヒカゲツツジ(日陰躑躅) ツツジ科 ツツジ属

イワカガミ(岩鏡) イワウメ科イワカガミ属

オオカメノキ(大亀之木)  スイカズラ科 ガマズミ属

アケボノツツジ(曙躑躅) ツツジ科 ツツジ属

エビラ山山頂部のアケボノツツジ
 5月17日 昨日の疲れは残るが、家の事で松山に行くことが有り、ついでに花の確認に行く。
 目的の花はまだ蕾。

コケイラン(小蕙蘭) ラン科 コケイラン属

エビネ(海老根、蝦根) ラン科 エビネ属
 久しぶりに大雨になった。 雨上がりの5月21日と22日 それぞれ花の好きな人たちを皿ヶ嶺に案内する。
 21日は三津浜港まで迎えに行くと埠頭に特大の客船(ダイヤモンドプリンセス・総トン数は11万5875トン)が停泊している。
 欧米を中心とした海外の観光客を含め約2700人の乗客が観光に繰り出したようだ。
 この影響で少し混雑はあったがこちらは花はあっても人の少ない皿ヶ嶺。 目的の花は咲いていた。
 二日目は山歩き主体の花探し、昨日とは違う花でもう終わっているかと心配したが、最高の状態で花が待っていてくれたので一安心。

松山寄港で過去最大の客船

クマガイソウ(熊谷草) ラン科アツモリソウ属

シコクカッコソウ(四国郭公草) サクラソウ科サクラソウ属 最後の最後

ハナイカダ(花筏) ミズキ科 ハナイカダ属

オトコヨウゾメ(男莢迷) スイカズラ科 ガマズミ属

クワガタソウ(鍬形草) ゴマノハグサ科クワガタソウ属

イワカガミ(岩鏡) イワウメ科イワカガミ属

チゴユリ(稚児百合) ユリ科 チゴユリ属

クロフネサイシン(黒船細辛) ウマノスズグサ科ウスバサイシン属

湿地の龍神平、乾燥が進んでいる。