2018年5月の野山の記録№3 新花を求めていろいろと |
|
5月14日 昼食後またもや塩塚高原へ。 求める花は無かったが別の珍しい花を発見。 |
塩塚の山頂も今では青々と春を盛りになっている。 |
カンサイタンポポ(関西蒲公英) キク科 タンポポ属 |
ウマノアシガタ(馬の足形) キンポウゲ科キンポウゲ属 |
ジシバリ(地縛り) キク科 ニガナ属 |
5月15日 自分のホームグランドと称している割に今年は8合目以上に登る回数が少ない赤星山。
少し登山道を外れても今咲く花を撮影しようとタカチャン新道を登る。
途中には傾斜が緩く、落葉樹の林が多く、いろいろと探したが今回は目新しい物は少なかった。
花の種類は皿ヶ嶺によく似た花が多く半数近くが共通する花であった。
シコクカッコソウはこの登山道で発見してから増加し、特に盗掘者が出ない限り安心できるほどになっている。 |
機滝も新緑に包まれて清々しい感じ。 |
クモキリソウ(雲切草) ラン科クモキリソウ属 |
フタリシズカ(二人静) センリョウ科センリョウ属 |
コバノガマズミ(小葉の莢迷) スイカズラ科 ガマズミ属 |
マルバウツギ(丸葉空木) ユキノシタ科 ウツギ属 |
コツクバネウツギ(小衝羽根空木) スイカズラ科ツクバネウツギ属 |
ヒメレンゲ(姫蓮華) ベンケイソウ科キリンソウ属 |
タニギキョウ(谷桔梗) キキョウ科 タニギキョウ属 |
ユキモチソウ(雪餅草) サトイモ科 テンナンショウ属 |
アオテンナンショウ(青天南星) サトイモ科 テンナンショウ属 |
タカチャン新道は急登が多いがこんな標識でがんばれる。 |
シコクカッコソウ(四国郭公草) サクラソウ科サクラソウ属 |
コフタバラン (小双葉蘭) ラン科フタバラン属 赤星では初だが多く生息 |
マムシグサ(蝮草) サトイモ科テンナンショウ属 |
ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科クサノオウ属 |
イチリンソウ(一輪草) キンポウゲ科イチリンソウ属 |
ラショウモンカズラ(羅生門蔓) シソ科ラショウモンカズラ属 |
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
ヤマシャクヤク(山芍薬) ボタン科ボタン属 |
フタバアオイ(双葉葵) ウマノスズクサ科フタバアオイ属 |
5月16日 例年のように今年もラン科の花が咲く頃と大座礼山に走る。
シャクナゲは綺麗に咲いている。 今年は当たり年かも!
目的の花の咲いていた辺りに行くと花のあった斜面に多くの穴が空いている。 盗掘の穴かどうかは分かたないが、
もしこれが盗掘だとすると、この花を見に毎年のように登山する私のような者が数十人いること、そのような人が悲しむことが分かっているのだろうか?
大座礼山のブナの木は枯れてしまいつつある。 我々登山者が何らかの影響を与えているように思うが対策はできないのか?
これも残念な話である。 |
ホンシャクナゲ(本石楠花) ツツジ科 ツツジ属 |
ホンシャクナゲ(本石楠花) 蕾の赤は鮮やかで綺麗 |
ブナ(橅) ブナ科ブナ属 |
葉も着けなくなったブナの大木、去年までは少し葉が付いていたように思う |
アカイシミツバツツジ(赤石三葉躑躅) ツツジ科 ツツジ属 |
昔ラン科の花が有った所、盗掘後なのか靴で踏みつけられたのか? |
|
|