徒然なるままに2015年9月の野山の記録№2 東北の山々     
 【岩木山】    9月22日  岩木山は8合目までスカイラインがある。 さらにそこから登山リフトもあるがさすがに歩いて登ることとする。
 山頂はリフトを使用して登る人が多く混雑するほどだが、途中の二のおみ坂は岩場で急坂のため軽装のハイカーが多いと混雑する。

岩木山神社奥宮

紅葉のなか岩木山に登る多くのハイカー
 【八幡平】  23日は八幡平、ここも頂上近くまで車で登れる山であったが思ったより広い。  キスゲ通りを源太別れへ。
そこから八幡平へ登り、駐車場まで歩いたがこれでは八幡平の一部だけといっても良いくらい広い山頂平原が続く。 花の多い季節に全体を歩いてみたい山である。

キスゲ通りの湿原と木道。

八幡沼は標高1600m近い山の上とは思えぬ大きい池だった。

八幡平山頂、矢倉が無ければ周囲何も見えない。

メガネ池、共に噴火口に水がたまった池
 【岩手山】  24日岩手山へ。 
 この山は前半は大きな火山岩の積み重なった急坂を歩き、中程は多くの花の見られる開けた火口原、後半には火山の砂礫でできた火口への登りとお鉢を歩く。
 今回の遠征は強風に悩まされることが多く、ここでも山頂稜線は強風でストックで身体を支えながら歩いた。

薄曇りではあるが強風で山頂稜線はストックなしでは怖い。

丸みを帯びた薬師岳火山体

強風の中お鉢を一周する。 砂礫が続く。

火口のなかにある岩手山神社奥宮
 【早池峰山】   25日は鳥海山を予定していたが、天気予報が悪く少しでも天気の良さそうな早池峰山に変更。
 大雨には遭わなかったが、小雨と濃いガスのなかを登ることとなった。 今まで見たことの無い高山植物としてはトラノオ等があったがこれらは後日整理してから!

 コメガモリ沢に沿って登る。

ここでも紅葉が綺麗。

御座走りの岩場を登る。

大きな岩には鎖も付けられている。

早池峰山も信仰の山、山頂にて

 早池峰山山頂近くの賽の河原には思いもかけない木道があった。
 【鳥海山】   27日は天気回復し長丁場の鳥海山に登る。
 当日歩行距離15kmで約10時間。 遠回りで千畳が原を歩いたがここは花のある季節にもう一度歩きたいところであった。

9月終わりも近いが雪渓が残る。

外輪山から三角点のある七高山と最高点新山

この上が山頂.新山。大きな岩塊をよじ登る。

遠回りだが千畳ヶ原経由で帰る。
 【月山】  28日は天気良く気持ちよく月山への高原歩きができた。高度差は600m弱だが往復距離11km、紅葉を眺めながら所により薄氷もある山であった。

弥陀ヶ原は広大な湿原で木道が整備されている。遠くの山は鳥海山

月山山頂。鍛冶稲荷神社など宗教施設が山頂に、山頂標識なし
 【蔵王山】   29日から朝日岳に登る予定が天気予報が最悪で、蔵王山に変更。
 天気良くないので歩く距離が短い蔵王ハイラインから最高峰の熊野岳と考えていたが風が強くガスも濃く、駐車場で2時間近く待ったが良くならなかった。
 さらに熊野岳への登山道は火山活動活発化で通行止めで、仕方なく苅田岳に登る。苅田岳山頂の神社の宮司さんに聞くと気温は1℃まで下がったとのこと。

一瞬だけ雲が切れてお釜が見られた。

苅田岳山頂にある神社。
 【吾妻山】 30日 ロープウエイとリフトを3本乗り継いで北望台へ。 この日リフトの調子が悪く始発の時刻が遅くなり、リフトに乗っているとスピードが
 速くなったり止まりかけたりで、リフトが高いところでスピードが落ちると「ここからロープで下りるのは怖い」と考えたりの山登り開始であった。
 リフトは片道購入、西吾妻山からは若女平から白布温泉への登山道を降りる。

いろは沼や木道もあり春には高山植物多そうな地形。

山頂は樹林のなかで展望は無し。