2015年7月の野山の記録№1 梅雨の晴れ間に歩く |
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7月3日 最近の私の山行は梅雨空に100%影響されている。
この日も曇り時々晴れではあったが雨の確率30% 翌日は雨の予報で8時を過ぎてから出発。 最近歩いていない山で近いところとなると平家平。
平家平から冠山はぬれた笹をかき分けながら歩くのはいやと、住友フォレスターハウスから保線路経由で県境尾根に登り、県境を歩き三ツ森峠から林道を歩いて帰る。
ここなら林道に出れば雨が降っても傘さして歩けると、いつもの様にカメラと三脚持って歩く。 |
中七番より県境尾根方向へ渓谷沿いを歩く。 梅雨時で水量豊富な谷川。 |
尾根上の登山道は木の根でできている。 |
雑木林と苔むした石とで神秘的なところも。 |
一度折れたか?不思議な大木。 |
ヤマトウバナ (山塔花) シソ科 トウバナ属 |
ウツギ(空木) ユキノシタ科 ウツギ属 |
ショウキラン(鍾馗蘭) ラン科 ショウキラン属 愛媛県絶滅危惧1B類(EN) |
ヤマホトトギス(山杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 |
7月8日 天気予報は好転せず。 傘を差しても歩けるところと黒沢湿原へ。 できれば少しでも山道を歩こうと松尾川温泉から歩き出す。
10分ほど歩くと早速雨になり、登山道は急傾斜でコンクリート舗装されているので濡れると滑りやすく足に力が入る。
黒沢湿原はトキソウも終わりカキランが一株咲いていたが鹿対策なのかネットに囲まれて写真も撮れない。
ここではオニノヤガラ初見参。 あとはいつもと同じだが雨のためにいい写真は撮れなかった。 |
濡れたコンクリート舗装の道。こけと落ち葉を踏んで歩く。 |
オオハンゲ(大半夏) サトイモ科 ハンゲ属 |
オニノヤガラ(鬼の矢柄) ラン科 オニノヤガラ属 愛媛県絶滅危惧1B類(EN) |
オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属 |
ツチアケビ(土木通) ラン科 ツチアケビ属 愛媛県準絶滅危惧(NT) |
ネジバナ(捩花) ラン科 ネジバナ属 |
モウセンゴケ (毛氈苔) モウセンゴケ科 モウセンゴケ属 |
イシモチソウ(石持草)モウセンゴケ科モウセンゴケ属愛媛県絶滅危惧1B類(EN) |
タチカモメヅル(立鴎蔓) ガガイモ科 カモメヅル属 愛媛県絶滅危惧2類(VU) |
ヒツジグサ(未草) スイレン科 スイレン属 愛媛県絶滅危惧1A類(CR) |
7月14日 天気は少々悪くとも歩くことが大切と久しぶりの瓶が森へ。
少しでも歩いたことのない道をと、台が森方面へ。 登山道は雨の影響か小川のように水が流れている。 途中で着けたスッパッツがなければ大変になるところ。
急な道は日陰にもなり瓶が森の平原部にはない花が咲きそう。 次回じっくり歩いてみたい。 |
瓶が森キャンプ場近くから見る石鎚山 |
台が森山頂部 |
キソチドリ(木曽千鳥) ラン科 ツレサギソウ属 愛媛県情報不足 |
ツルアジサイ(蔓紫陽花 ) アジサイ科 アジサイ属 |
ナンゴククガイソウ(南国九蓋草) オオバコ科 クガイソウ属 |
コメツツジ(米躑躅) ツツジ科 ツツジ属 |
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