徒然なるままに2015年5月の野山の記録№2 花の山を歩きます     
 5月6日  先日から気になっていた花の開花を確認に黒沢湿原へ。 ついでに少し歩くが特に新しい花は咲いていない。

ヒメハギ(姫萩) ヒメハギ科 ヒメハギ属

アマドコロ(甘野老)   ユリ科 アマドコロ属
 5月8日  昼食後、塩塚高原まで走る。 先日確認したアケボノスミレやヒゴスミレは跡形も無く、高原の日当たりの良いところはアマドコロに覆われていた。

ノアザミ(野薊) キク科アザミ属

ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科 チゴユリ属 林の中に群生

カキドオシ (垣通、籬通) シソ科 カキドウシ属

コケイラン(小蕙蘭) ラン科 コケイラン属
 5月10日  例年は20日前後に登る徳島の国見山へ。 この時期カタクリは終わり、あるとすればシコクカッコソウだけだが。

シコクチャルメルソウ(四国哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属

コミヤマスミレ(小深山菫)  スミレ科 スミレ属

ナンゴクウラシマソウ(南国浦島草)  サトイモ科 テンナンショウ属

 ヤマウツボ(山靫) ゴマノハグサ科 ヤマウツボ属
 5月13日  松山のモンベルに修理に出した靴ができているとの連絡に取りに行くことを口実に皿が峰へ。
 もしかしたらハンショウヅルなども見られるかと期待して歩いたが残念。 それでも国見山に咲いていなかったクマガイソウなどが見られた。

クワガタソウ(鍬形草) ゴマノハグサ科 クワガタソウ属

オオキヌタソウ (大砧草) アカネ科 アカネ属

オモゴウテンナンショウ(面河天南星) サトイモ科 テンナンショウ属

 コフタバラン (小双葉蘭)  ラン科 フタバラン属

チゴユリ(稚児百合) ユリ科 チゴユリ属

イワカガミ(岩鏡) イワウメ科イワカガミ属

クマガイソウ(熊谷草) ラン科 アツモリソウ属

 シコクナベワリ(四国鍋割) ビャクブ科ナベワリ属
 5月17日 天気が良いが人出も多くて山は混んでいると思い出発を躊躇。 9時を過ぎてから辛抱できず、大座礼山の花を確認に出発。 別子から通行止め
 バスまで止まっている瀬場と筏津の東赤石山登山口を見ると、こんな時には東赤石のいつもは通過する部分の花を確認するかと筏津の登山口から歩き始める。
 ここでは初お目見えのナベワリもあったが花が咲いていないのでシコクナベワリかの確認はできず。 コケイランは満開・岩の上にはギボウシのような葉がある、
 スダレギボウシか? クモキリソウのような葉も生えている。 近いうちに確認に来なければなるまい。 

ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属

ヤマウツボ(山靫) ゴマノハグサ科 ヤマウツボ属

標高1050mアマゴが虫を狙って飛び上がる音を聞きながら弁当を食べる。

 ギンラン(銀蘭) ラン科キンラン属 登山道に咲くが小さく見過ごされていそう