2014年8月の野山の記録№1 黒沢湿原 |
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大雨が続き、高知では積算雨量2000㎜を超えたとか、わが家から直線距離では15kmもない富郷や石鎚山でも1000㎜近い雨が降ったのが今年の8月。
8月12日 あまりにも長い間歩けていないので、少々雨が降っても傘をさして歩ける黒沢湿原へ行く。
一時小雨はあったが何とか歩くことができた。 天気の影響か花にはなかなか会えず、最近ほとんど見なかった蛇に会った。 最初はマムシ、道端で微動だにせず。
次はシマヘビ、続けて2匹、草むらを慌てて逃げる。 最後にアオダイショウ。さすがに大将、鎌首をもたげ何かを待っている様子。
サギソウだけはぽつぽつ訪れるハイカーを楽しませる黒沢湿原でした。 |
黒沢湿原、先日見てきた尾瀬に比べると規模は小さいがそれなりに花が多い。 |
サギソウ(鷺草) ラン科 サギソウ属 |
久しぶりに見るマムシ。相手にしなければ被害なし。 |
アオダイショウが鎌首を持ち上げて何を狙っているのか? |
8月19日天気予報は曇り。だけど雨の確率30%以上で、毎日のように雷注意報も出ます。
雨の中を歩くのが嫌いな私でも少々雨を覚悟の登山再開しなくては! 楽に歩ける銅山峰を歩いてみます。
空はめまぐるしく変動、陽が射しているのに急に大粒の雨が降ったり、傘を出しているうちに雨が上がったり。 右手にストック・左手に傘を持って歩きます。 |
登山道沿いに見られる別子銅山の遺跡。平地は杉やヒノキが植林 |
銅山峰から見る新居浜 |
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻) ユキノシタ科 キレンゲショウマ属 |
シコクママコナ (四国飯子菜) ゴマノハグサ科 ママコナ属 |
ホソバノヤマハハコ(細葉の山母小) キク科 ヤマハハコ属 |
ツルリンドウ(蔓竜胆) リンドウ科 ツルリンドウ 属 |
タカネオトギリ(高嶺弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
アカモノ(赤物) ツツジ科 シラタマノキ属 花期長い |
8月21日天気は期待できない。 だけど歩くことが一番の目的で寒風山へ。
山頂で一瞬太陽が見えたがほとんどはガスの中、時には大粒の雨も。 期待のテバコマンテマは足場が悪く近寄るのはヤメ! |
桑瀬峠では山頂が見えず! |
山頂に到着、この後昼食中一瞬晴れ間があったが! |
タカネオトギリ(高嶺弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
ナガサキオトギリ(長崎弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
サワオトギリ(沢弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
メタカラコウ(雌宝香) キク科 メタカラコウ属 |
シコクフウロ(四国風露) フウロソウ科 フウロソウ属 |
シオガマギク(塩竈菊) ツゴマノハグサ科 シオガマギク属 |
ホツツジ(穂躑躅) ツツジ科 ホツツジ属 |
イシヅチボウフウ(石鎚防風) セり科 シシウド属 環境省絶滅危惧1A類(CR) |
今年の8月は安定した晴天は全くなし。 25日塩塚高原を歩き出すも20分ほどで雨。 30日は何とか曇り空で少しは歩けたが、車で帰り始めると雨。 |
コオニユリ(小鬼百合) ユリ科 ユリ属 |
オミナエシ(女郎花) オミナエシ科 オミナエシ属 |
クルマバナ(車花) シソ科 トウバナ属 |
アキカラマツ(秋落葉松) キンポウゲ科 カラマツソウ属 |
モリアザミ(森薊) キク科 アザミ属 |
オオナンバンギセル(大南蛮煙管) ハマウツボ科 ナンバンギセル属 |
コウゾリナ(顔剃菜) キク科 コウゾリナ属 |
センニンソウ(仙人草) キンポウゲ科 センニンソウ属 |
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