徒然なるままに2014年9月の野山の記録№1 秋は剣山から始める     
 西日本では8月には大雨が続き、四国でも水害の情報が飛び交ったが、剣山は歩けるようである。
 9月2・3日の天気予報は2日続けて「晴れ時々曇り」、ただし前々日までの週間天気予報による。 行きたかった三嶺から剣山への縦走を計画する。
 前日夕刻に剣山の天気確認すると「一日中曇り・午後は雷雨に注意」3日は雨の確率高い。稜線歩きの最中に雷はこわいし、せっかくの風景が見られないのも嫌だ。
 剣山の日帰り登山に変更。 
 朝7時には登山口を出発。 途中登山道が先日来の雨で崩壊したところに出くわす。 ここも雨の影響有りだ! 
 次郎岌山頂に着くころは剣山も時々顔を出してくれる。  次は剣山へ 山頂部工事中、トイレを新設するようだ。 
 一ノ森への縦走路は気分最高、だけど帰りの登山道にも雨の影響で「キケン」の看板が目立つ。

次郎岌のトラバース道と剣山・ここでも斜面崩壊あり!

一ノ森山頂近くから見る剣山と次郎岌

コモノギク(菰野菊) キク科 シオン属

一ノ森からの下山中,、数か所の「キケン」表示

シコクブシ(四国附子)  キンポウゲ科 トリカブト属

テンニンソウ(天人草)  シソ科 テンニンソウ属

アオベンケイ(青弁慶)  ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属

タカネオトギリ(高嶺弟切)  オトギリソウ科 オトギリソウ属

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻) ユキノシタ科 キレンゲショウマ属

リンドウ(竜胆) リンドウ科 リンドウ属

カニコウモリ(蟹蝙蝠)  キク科 コウモリソウ属

黄釣船 (キツリフネ)  ツリフネソウ科 ツリフネソウ属

アキチョウジ (秋丁子、秋丁字)  シソ科 ヤマハッカ属

オタカラコウ(雄宝香) キク科 メタカラコウ属

サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻) キンポウゲ科 サラシナショウマ属

オオバショウマ(大葉升麻) キンポウゲ科 サラシナショウマ属

ヒナノウスツボ (雛の臼壷) ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属

ソバナ(岨菜) キキョウ科 ツリガネニンジン属

レイジンソウ(伶人草) キンポウゲ科 トリカブト属

ヒメフウロ(姫風露) フウロソウ科 フウロソウ属
 8月の雨は30年に1回の異常気象だそうで、温暖化の影響で今後はよくある可能性高いとのこと。 9月に入っても雨模様。
 9月4日 少々の雨でも仕方ない。 雨が降りそうだが赤星山に咲くセトウチホトトギスを確認に行く。 前に有ったところには皆無、だが他に3株ほど確認。

雨が多く赤星山登山道高いところは確認できていない、登山道確認に近いうちに!

セトウチホトトギス(瀬戸内杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属

ヤマキツネノボタン(山狐の牡丹)  キンポウゲ科 キンポウゲ属

ヤブラン(藪蘭) ユリ科 ヤブラン属
 9月7日午前中は家の用事、昼前から天気回復傾向で皿が嶺へ。   昼1時に水の元駐車場へ着く。  こんな天気でも休日だからか車は多い。

上林峠への登山道も背の高い同じような草が多く花の種類は少ない。

シラネセンキュウ(白根センキュウ) セリ科 シシウド属

ハガクレツリフネ(葉隠釣船) ツリフネソウ科 ツリフネソウ属

キバナアキギリ(黄花秋桐) シソ科 アキギリ属

オタカラコウ(雄宝香)  キク科 メタカラコウ属

ガンクビソウ(雁首草) キク科 ヤブタバコ属

ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 イヌタデ属

ツリガネニンジン(釣鐘人参)  キキョウ科 ツリガネニンジン属
 9月10日先日来の懸案であった三嶺から剣山への縦走を考えていたがネットで調べると剣山の天気雨模様、石鎚山はまあまあ。
 せっかく寝袋から食料まで準備したので土小屋から二の森を経由し堂が森の避難小屋まで往復してみようと石鎚山へ。
 石鎚山2の鎖付近で急きょ腹痛、トイレに駆け込む。 そのあともすっきりせず、弥山までは登ったがここで引き返す。
 長距離を歩くつもりで写真撮影タイムも僅かで歩いたため、いつもより2時間ほど少ない4時間弱で往復。   最近はやや楽しさの不足する山旅が続く。

途中小学校登山か元気な若者と数十回挨拶。天狗岳は10人ほどが挑戦中。

シラヒゲソウ(白髭草) ユキノシタ科 ウメバチソウ属

ダイモンジソウ (大文字草) ユキノシタ科 ユキノシタ属 

オオマルバノテンニンソウ (大丸葉の天人草) シソ科 テンニンソウ属 

味噌川草(ミソガワソウ) シソ科 イヌハッカ属 

シオガマギク(塩竈菊) ゴマノハグサ科 シオガマギク属 

サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻) キンポウゲ科 サラシナショウマ属

リンドウ(竜胆) リンドウ科 リンドウ属