2014年7月の野山の記録№1 梅雨の合間の花散策 |
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7月2日 雲天ではあるが雨は降りそうにないので、久しぶりに黒沢湿原へ。 カキランの季節も終わりサギソウが咲くまでは、ここも静かに歩くことができる。 |
周囲は草が生えマムシ注意の看板多い。 湿原内踏み込むには長靴必要。 |
モウセンゴケ (毛氈苔) モウセンゴケ科モウセンゴケ属 花の大きさ5㎜ |
ヒツジグサの咲く池の周囲も草々々 |
モウセンゴケ (毛氈苔) |
オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草) ラン科ツレサギソウ属 開花途中 |
イシモチソウ(石持草) モウセンゴケ科モウセンゴケ属 食虫植物 |
クモキリソウ(雲切草) ラン科クモキリソウ属 珍しくたくさんついた花 |
ハンカイソウ(樊会草) キク科 メタカラコウ属 |
オカトラノオ(丘虎の尾) サクラソウ科 オカトラノオ属 |
ツチアケビ(土木通) ラン科 ツチアケビ属 |
ノアザミ(野薊) キク科アザミ属 |
タチカモメヅル(立鴎蔓) ガガイモ科 カモメヅル属 |
ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科ホタルブクロ属 |
ウツボグサ(靫草) シソ科 ウツボグサ属 |
7月5日 梅雨明けに何とか3000m登りたいと落ちた体力回復に少しでも天気が良いと山を歩く。
本日は堂ヶ森、少し早いがササユリのはしりがあればと登るが、蕾も見つからず一週間以上早い。
登山口から曇りの中歩き出し、一度も雨にはならないが、身体は汗と草木に着く水滴、そして霧のおかげで濡れ保井野分岐に出た時には寒く感じるほど。 |
梅ヶ市登山道通行止め・ 保井野登山口にもありよく見ると別ルートで安心! |
イチヤクソウ(一薬草) イチヤクソウ科イチヤクソウ属 |
トンボソウ(蜻蛉草) ラン科ツレサギソウ属 |
オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
7月12日 台風一過、やっと晴れ間が出ました。 タカネマツムシソウが咲いている頃と東赤石山に登ります。
先月はタカネバラやオオヤマレンゲに会えたが、ほぼ一か月経過しているので期待していなかったオオヤマレンゲも一輪。タカネバラはまだまだ咲いています。
フジイバラもさらにはシライトソウなども残っていました。 撮影した花の中には新しい花がありますが貴重な種類で次の機会まで公表は保留します。
ここで撮影した花の大半は愛媛県の絶滅危惧種に指定されています。 いつまでも見ることのできるように大切にいたしましょう。 |
先月はイヨノミツバイワガサが咲き誇っていたが今は緑一色。 |
奇岩【おかめ岩】この方向から見ても落ちないのが不思議。 |
イワキンバイ(岩金梅)バラ科 キジムシロ属 |
シコクギボウシ(四国擬宝珠)ユリ科ギボウシ属 |
コウスユキソウ(小薄雪草) キク科ウスユキソウ属 エーデルワイスの仲間 |
ウバタケニンジン(姥岳人参)セリ科 シシウド属 |
イヨノミツバイワガサ(伊予三葉岩笠) バラ科 シモツゲ属 |
タカネバラ(高嶺薔薇) バラ科バラ属 |
キバナノコマノツメ(黄花駒爪) スミレ科 スミレ属 |
シライトソウ (白糸草) ユリ科 シライトソウ属 |
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草) マツムシソウ科マツムシソウ属 |
<ネバリノギラン(粘芒蘭) ユリ科ソクシンラン属 |
7月17日 毎日のように天気予報が変わります。 梅雨も終盤でいつ梅雨明け宣言してもよい時期かもしれません。
今年は堂が森でもササユリに会えていないので皿が嶺まで走りました。 終わりかけのササユリに会えましたが、久しぶりのオニノヤガラに対面しました。 |
今の季節涼しさの実感できる風穴 |
ギンバイソウ(銀梅草) ユキノシタ科ギンバイソウ属 |
タマガワホトトギス (玉川杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 |
ヤマホトトギス(山杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 |
ササユリ(笹百合) ユリ科 ユリ属 |
ハガクレツリフネ(葉隠釣船) ツリフネソウ科 ツリフネソウ属 |
オカトラノオ(丘虎の尾) サクラソウ科 オカトラノオ属 |
オニノヤガラ(鬼の矢柄) ラン科 オニノヤガラ属 |
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