2014年5月の野山の記録№3 各種の花が咲く。 |
|
5月18日 皿が嶺に行くか国見山に行くかどちらもクマガイソウが咲いている頃と迷いながらも、日曜の高速割引を考慮して皿が嶺へ。
登山口で地元の登山者に出会い一緒にゆっくりと歩く。 コースはいつもと同じ水の元から上林峠経由で山頂へ。
今まで1種類と思っていたヤマブキソウにもいろいろあることや、小さくてなかなか見つけられないコフタバランのあるところなど教えてもらった。 |
ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科 ヤマブキソウ属 標準的な花のよう |
ヤマブキソウとセリバヤマブキソウの中間的な形状の葉 |
ホソバヤマブキソウ(細葉山吹草) ケシ科 ヤマブキソウ属 |
セリバヤマブキソウ(芹葉山吹草) ケシ科 ヤマブキソウ属 |
ユキザサ(雪笹) ユリ科 ユキザサ属 |
クワガタソウ(鍬形草) ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 |
コフタバラン (小双葉蘭) ラン科フタバラン属 目立たないので見つからない花 |
チゴユリ(稚児百合) ユリ科 チゴユリ属 |
イワカガミ(岩鏡) イワウメ科イワカガミ属 前回撮影に失敗咲き残りを撮影 |
メギ(目木) メギ科 メギ属 |
シコクナベワリ(四国鍋割) ビャクブ科ナベワリ属 四国固有種 |
クマガイソウ(熊谷草) ラン科 アツモリソウ属 |
ハナイカダ(花筏) ハナイカダ科ハナイカダ属 雌花は普通1個 |
ハナイカダの雄花は数個集まってつく |
5月21日 午前中雨だが午後から晴天に。 1時からではどこへ行くか。
前々からコミヤマスミレの写真がうまく取れていないことを思い出し国見山で咲いているところまで行くことにして片道1時間20分のドライブ。
コミヤマスミレは前回と同様に花が開ききっていなかったが、近くにナンゴクウラシマソウを発見。 クマガイソウ咲いている頃だが時間もなくパス。 |
コミヤマスミレ(小深山菫) スミレ科スミレ属 |
コミヤマスミレは、葉の表に毛があることや萼が反り返る点などが独特。 |
ナンゴクウラシマソウ(南国浦島草) サトイモ科テンナンショウ属 |
葉の主脈が白い筋状付属体の基部は白く太く小じわが密生 |
5月23日 例年この頃は大座礼山へブナの新緑とイチヨウランの確認に行く。
残念ながらこの日はGPSデーターを読み間違いイチヨウランの生息地を通り過ぎて確認できず。 |
ヤマシャクヤク(山芍薬) ボタン科ボタン属 遅くまで咲いている。 |
コミヤマカタバミ(小深山傍食) カタバミ科 カタバミ属 |
ブナ ブナ科ブナ属 新緑には少し早いようだ |
シャクナゲ(石楠花) ツツジ科 ツツジ属 |
5月25日 先日の大座礼山の生息地確認失敗を受け再度大座礼山に。 イチヨウラン花の落ちた一株と葉だけの株発見、今年は開花時期がずれたのか?
まだ午前中なので早々に下山し銅山峰へ向かう。アケボノツツジかツガザクラが目的なのか日浦登山口周辺の道路は車で満杯。
銅山峰ではツガザクラ・アカモノの他、ギンランは今年初お目見え。 ササバギンランも発見。 |
ギンラン(銀蘭) ラン科 キンラン属 |
ササバギンラン(笹葉銀蘭) ラン科キンラン属 |
ツガザクラ(栂桜) ツツジ科 ツガザクラ属 |
アカモノ (赤物) ツツジ科 シラタマノキ属 |
5月30日 朝は家の用事で10時過ぎに出発。 遅くなったので先日のコフタバランがどのように成長しているのか確認に皿が嶺へ。
通ることの少ない竜神平から風穴までの道を降りると、途中咲き残るシコクカッコソウがあり、その下に踏み荒らされたコミヤマスミレの群生を発見。 |
オカタツナミソウ(丘立浪草) シソ科 タツナミソウ属 |
タニギキョウ(谷桔梗) キキョウ科 タニギキョウ属 |
コフタバラン (小双葉蘭) ラン科フタバラン属 |
コケイラン(小蕙蘭) ラン科 コケイラン属 |
コミヤマスミレ(小深山菫) スミレ科スミレ属 |
ツボスミレ(坪菫) 別名 ニョイスミレ スミレ科 スミレ属 |
|
|