某年3月 若かりし頃   イワナに見参
   毎週土曜の夜は釣具屋を営む師匠と何処かへは釣りに行くのが習慣であった日々でした。
   ある時「今日は川釣りの道具を準備しろ」の指示で準備をすませて夜10時師匠の店を出発です。
   高松からフェリーに乗って宇野港へ 後は山道を一路大山へと走り 着いたときには明るくなっていました。
   ここではじめてイワナ30cmを釣りました。 
   毛針でも のんびり魚を見ながらの釣りで簡単に釣れ、緊張感もなく やはり渓流はアマゴが一番と再確認しました。
   まだ雪残る堰堤には熊の足跡もあり怖い思いをした事は今でも思い出します。
大阪に転勤しました。
大阪では釣り場が限られます。 しばらくは舞子や堺の波戸釣りをやってみましたが満足できません。
四国在住時のように車に釣り具一式を積んで日本海方面へ走り出しました
釣り場の知識はありませんが途中で寄った釣具屋の情報が頼りです。釣具屋に磯を紹介してもらい始めて行った日本海の釣り場。
渡船でもどんな磯か見るためもあり最後まで渡磯しないで残っていたら港の近くの磯に帰ってきました。
適当に釣っていたら来たのがチヌ45cm。磯上がり様子を見ても誰も釣っていません。
帰りに紹介してもらった釣具屋で魚拓を取ってもらったのが残っていました。
日本海の磯は初めての私が、世久見の磯では当年初めてのチヌを釣るのも偶然ながら何処へ行っても釣りは釣り。
何とかなるなと自信を持ってしまった次第でした。
大阪から西海へ
日本海や和歌山の磯にもぼつぼつ出かけながらも、クラブの例会などにはフェリーで船中泊覚悟なれば西海での磯釣りも可能でした。
釣り道具は四国に置いたままで、クーラーだけの持ち運びの時期もありました。
そのころの数少ない魚拓が三の字、魚拓はクラブの点数計算にのみ使用でほとんど残っていません。
大阪からの釣り場

仏谷で筏のチヌを釣りました。
和歌山へ行く予定が台風接近で変更初めての筏でチヌが5枚。いつも初めての時だけはよい結果が出ます。

宮津湾に5馬力船外機付きボートを出して釣りをしました。
大阪から夜走っての釣行で仲間も疲れていたのか全員眠っていつの間にか対岸近くまで流されていました。

越前海岸には釣れそうな磯がたくさんあります。
ゴムボート持ち込み半夜で釣り始めましたが風が出てきてあわてて撤収した事もあります。

南部の磯はチヌ・ハマチ・アイゴなどが釣れ大阪からは適当な距離で一時通いました。
小さな磯に多くの人数あがる事もあるが要領次第で面白い釣りが出来た事もあります。(人と違った餌・釣り座・仕掛け・魚種を心がける)

熊野の仁木島は近くの釣具屋さんに紹介してもらった磯で特に良い磯とも見えないが荒れ気味の時に40を越えるグレの入れ食いにあったり
で好きな磯です。
数年間磯止め後解禁直後の磯へも行ったが一つの磯に渡船が4隻では渡っても動きも出来ず惨敗であった。