釣りの道具もいろいろ作りました。
竿もいろいろと改造しました。船でのキス竿は、石鯛竿のトップと2番がちょうど良い調子です。
そこで2番の竿にリールシートを取付、手元は太糸を巻いてキス竿として使用しました。結構感度良く深場のキス釣りには最適でした。
船からのメバル用には柔らかく軽量である渓流のハエ竿を購入し、自分でガイドを付けて使用した竿が4本ほどあります。
そのうちチヌ用の0号竿が出来てからは既製品を使用しました。
一時ヘラブナ釣りをやった事もありました。この時には竿受け・釣り台・もちろん浮子も手作りです。
フロロカーボンの糸なんか発売されたときには、糸の強度試験なんかも自分でやってみました。
会社で使用していた引っ張り試験機に糸を挟んでいろいろな結束方法による強度など試験しました。
そんな事をしたからたくさん釣れたのか?・大きいのが釣れたのか? 全く実績無く釣りに関する事全てが楽しい時があっただけです。
浮子はいろいろ作りました。
磯用の浮子は特にたくさん作りました。
今残っているのが下の写真、これらは1度は使用された物ばかりです。ただ調子の良い物から酷使します。
残っているのはもう一つ調子が出ない物の確率が高くなります。
私の仕掛け
右上は自分で考案した仕掛けです。
今みたいに浮子の種類もたくさんあるわけでなく、釣りを始めた頃には磯でも主に長浮子が流行の状態で喰い渋りの時にはあたりが取れません。
そこでこのような仕掛けを考案し作っていました。
材料は発泡スチロールやバルサ・桐・飛ばし浮子には黒檀なども使用した事もあります。
一時借りた小型旋盤使用しての作業・無いときにはドリルで挟んで紙ヤスリ使用して作業してました。
発泡スチロールに溶剤タイプの塗料使用して溶かした事もありました。
当たり浮子 鉛に合わせてサイズを変えますが、出来る限り小さくて海中では僅かに浮力を持たせます。
えさの重さでバランスが取れるのが理想。流れに引かれて沈み気味で使用します。実際の当たりは2段浮子で取ります。
軽くて小さい浮子ですと仕掛けの絡みはほとんどありません。小さい浮子でも複数(3個)あると見失う事がありません。
2段浮子 最も大事な浮子です。飛ばし浮子を使用しても浮き止めゴム2個で止めますので移動しません。
当たりは飛ばし浮子との距離の確認で取る事が多くなります。
近くですと当たり浮子で当たりが取れますが、当たり浮子は出来る限り小さい物を使用するので少し離れたらこちらが見よい。
飛ばし浮子 軽い仕掛けを遠くへ飛ばせれば良し。
見やすい事が条件と浮力が少ないほど風などに流されず使い良い。