徒然なるままに2025年4月の野山の記録№1 いつもの花が咲く     
例年のように、この時期には香川県に通う。
同じ瀬戸内海側でも愛媛県に比べて花の開花は早くなるように思う。

アワコバイモ(阿波小貝母) ユリ科 バイモ属

ユキワリイチゲ(雪割一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属

ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属

 スハマソウ(洲浜草)  キンポウゲ科 ミスミソウ属
 香川県でケスハマソウが咲いているという。
 今まで何回も通ったことがあり、ここの花はスハマソウと認識していたが、ケスハマソウなら葉に毛がなければおかしいと、確認に走る。
 実際に現地で確認したが、それほど毛が生えているように見えない。
 まえにもミスミソウと思われる花もここで見つけた事もあり、誰かがここに植えた花が増えたのかと疑問に思ったこともある。
 これらの花は変化が激しく、どちらともいえない花が多いので何とも言えない。 地元の人がケスハマソウと言うならそれで良いとしよう。
 赤星山の花も咲きだした。
 ショウジョウバカマも咲いているが花茎がみじかい。 葉は半分以上短くなっている。ニホンカモシカはここまで降りてきているのか!
 他の花も岩の隙間や木が近くにあるとかカモシカ対策出来ている花のみ咲いているようだ。
 トサコバイモ等はロープの真下のみに花がみられる。 今年も花名表示は出来そうにない。

コチョウショウジョウバカマ(胡蝶猩々袴) ユリ科 ショウジョウバカマ

シロバナネコノメソウ(白花猫の目草) ユキノシタ科 ネコノメソウ属

コチャルメルソウ(小哨吶草) ユキノシタ科チャルメルソウ属

ハルトラノオ(春虎の尾) タデ科 イブキトラノオ属

ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属

赤星山、玉簾のコケ
 花の季節が来た! 初の花探しに高知へ。 今回は初見の花は見つからなかったが、いつものように何回か通えば何とかなると思っている。
 4月も中旬になると続々と花が増える。 この日も今年初見えの花がたくさん見つかった。
 ギンリョウソウもまだ葉を押し開けてでてきた所だが早く感じる。
 イヌノフグリは帰化植物のオオイヌノフグリに山の上に押しやられている。 初めはフラサバソウ等と混同していたが、葉の様子などからイヌノフグリのようだ。

ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科ギンリョウソウ属

シロバナジロボウエンゴサク(白花次郎坊延胡索) ケシ科 キケマン属

ユキモチソウ(雪餅草) サトイモ科テンナンショウ属

マムシグサ(蝮草) サトイモ科テンナンショウ属

ヒカゲツツジ(日陰躑躅)   ツツジ科 ツツジ属

アセビ(馬酔木)   ツツジ科 アセビ属

シュンラン(春蘭)  ラン科 シュンラン属

イヌノフグリ(犬の陰嚢) ゴマノハグサ科クワガタソウ属

ワサビ(山葵) アブラナ科 ワサビ属

タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科 スミレ属

スミレ(菫)  スミレ科 スミレ属

シハイスミレ(紫背菫)   スミレ科 スミレ属