徒然なるままに2024年6月の野山の記録№1 更にこだわりの花探索     

 6月になり赤星山の花名表示は赤星山愛好会の後輩会員が進めてくれていて、できる限り任せる様にする。
 花名表示の準備や一部登山道補修のために赤星山へも登るが、この大事な季節に花探索に集中したい。
 愛媛県では皿が峰や古岩屋へ、高知県では甫喜が峰等花の多い山へ通う。
 2~3日に一回のペースで片道80~130㎞を2~3時間かけて通うことになる。
 時には花を撮影して帰宅してパソコンの前に座ると、ピンぼけで再度翌日通うこともある。
 極小さい花や細い茎を持つ花は僅かな風の影響を受けピンぼけが多い。 写真撮影の下手さが際だって現れる現象である。
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 このような撮影が続くと、イライラし始める。 
 5日になり久しぶりに山登りにと剣山へ。 いつもは一の森から剣山、次郎笈と回るが、今回は始めに見ノ越からリフトの西島駅までは遠回りになるが
 遊歩道経由で歩く。 途中は花は皆無。 鹿が50m先でこちらを見ながら笹を食べているのがみえる。 これではショウキランも咲かないと思う。
 二度見展望所から山頂へ。 この道にはいくらか花が残っている。
 剣山山頂で昼食後、一の森・二の森へ。ツマトリソウ以外花らしい物はない。
 刀賭の松までの登山道を下る。 道は荒れている。 登る途中に出会った登山道補修作業員の言葉通り。 

ハナタツナミソウ(花立浪草) シソ科 タツナミソウ属

ミヤマヨメナ(深山嫁菜 ) キク科 ミヤマヨメナ属

ミズタビラコ(水田平子) ムラサキ科 キュウリグサ属

ヤマトウバナ(山塔花)  シソ科 トウバナ属

ウリノキ(瓜の木) ウリノキ科ウリノキ属

ユキノシタ(雪の下) ユキノシタ科ユキノシタ属

ヒメレンゲ(姫蓮華) ユキノシタ科 アジサイ属

イシヅチテンナンショウ(石鎚天南星) サトイモ科 テンナンショウ属

ミミナグサ(耳菜草) ナデシコ科 ミミナグサ属

タカチホガラシ(高千穂芥子) アブラナ科 タネツケバナ属
 6月7日高知でも花の多い山と、山友に聞いていた高知の北山、七ツ淵神社へ初めて行ってみた。
 途中に会う人に花の情報聞いてみるが、花に興味ない人や歩くことの好きな人が多い。 最後に花に詳しい人に出会い花の情報をいただく。
 初めての山では全く分からないので、まず歩いてみる。 本当にその山のことが分かるには10回は通わなければ!
 歩いてみて、やはり地元の人と同じように、高知市街から歩くのが良さそうに思う。

登山道途中から南方面を望むと高知市内から太平洋が望める。

七ツ淵神社

七ツ淵の一つ武者が漠

ハナミョウガ(花茗荷)  ショウガ科ハナミョウガ属

ツルアリドオシ(蔓蟻通し) アカネ科 ツルアリドオシ属

ゲンゲ(紫雲英・蓮華草) マメ科ゲンゲ属

ウツボグサ(靫草) シソ科 ウツボグサ属

ヒメヨツバムグラ(姫四葉葎)アカネ科ヤエムグラ属