徒然なるままに2021年4月の野山の記録№3 赤星山も花盛り     
 新型コロナの影響で山へも行きにくい状態になりましたが、山はなぜか人が多くなっています。
 赤星山の花名も迷いながらも設置に歩きます。
 赤星山で目立つ花はカタクリやアケボノツツジ、ミツバツツジ、ヤマシャクヤク、シコクカッコソウ、ユキモチソウ等ですが
 ここでしか見られないヒナワチガイソウも有ります。 他にもヤマウツボのようにグロテスクな花も、コフタバランやトザコバイモ
 のように小さくて見落としそうな花も咲きます。
 ハコベも数種類が群生するところもあります。 野田登山道からは標高差1200m近く、4時間近くかかる登山道ですができるだけ
 朝早くからゆっくり余裕を持って登ってください。

フデリンドウ(筆竜胆) リンドウ科リンドウ属

ヒメウズ(姫烏頭) ヒメウズ(姫烏頭)

ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科ギンリョウソウ属

ツクバネソウ(衝羽根草) ユリ科 ツクバネソウ属

エンレイソウ(延齢草) ユリ科 エンレイソウ属

フウロケマン(風露華蔓) ケシ科キケマン属

カテンソウ(花点草) イラクサ科カテンソウ属

ヤマウツボ(山靫)  ゴマノハグサ科ヤマウツボ属
 旭が丸、国見山、三ッ森山等も歩いてみました。
 国見山は久しぶりにマイナーな登山道を歩きましたが倒木も多く道が荒れて途中から断念。
 三ツ森山では数年ぶりに白いアケボノツツジを見ました。
 どこも見たことのない花がないかと探しながら歩きましたが前にあった花も見つからないなど苦戦することが多くなっています。

シロバナナガバノスミレサイシン (白花長葉の菫細辛)スミレ科 スミレ属

コケイラン(小蕙蘭) ラン科 コケイラン属

アケボノツツジ(曙躑躅) ツツジ科 ツツジ属

シロバナアケボノツツジ
 今年はラン科の花を求めて林の中や木の上、岩壁を見上げながら歩くことが多くなっています。
 昔は欲もなくただ見つかった花を撮影するだけに歩いていましたが、新しい花が見つからなくなったこの頃、意識して探すようになりました。
 すると何も見つかりません。家には前からセッコクやシラン(隣家)が咲いています。
 が、自然の花にこだわり庭の花は無視していましたが昨日、花が散る前にと撮影しました。
 何とか早く自然の花に巡り会いたいものです。

シラン(紫蘭)

セッコク(石斛)