徒然なるままに2020年7月の野山の記録№2 梅雨が明けました     
 今年も梅雨が明けたら北アルプスへとテントから食料までザックに詰めて準備していたが、日本政府がGOGOキャンペーンを始めたとたんに
 新型コロナが急速に猛威を奮いだした。 今年は泣く泣く北アルプスをあきらめようと、四国内でのキャンプ泊に変更。
 30日に朝早く出発。 高知の横倉山に。 いつもは第三駐車場から歩き始めるが、今回は時間を気にしなくて良くなり、第一駐車場から登る。
 久しぶりのこのルートではシャクジョウソウの果実も見ることができた。
 横倉山から四国カルストへ、 キャンプ場でテントを張り、周辺を散歩、暗くなって寝ようとするが近くのネットに風が当たりヒュウヒュウうるさく結局殆ど寝られず、
 夜中にテントをたたみ移動、その後は車中泊となる。 テントを夜にたたむのは初めて、 アルプスなどの山では考えられないことだが
 車の隣のテント泊だからかな?
 朝、天狗高原展望台に、数人がカメラ・三脚構えて待っているが、朝霧は晴れず、散会。
 天狗荘駐車場→天狗の森→姫百合平→黒滝山→大引割と縦走し、横道を帰る。
 花はエゾスズランやミヤマモジズリなど探し当てられなかった花もあるが、それなりに多くの花が撮影することができた楽しい山行になった。

兜嶽上にある石鎚神社の祠

横倉山最高点にある横倉宮

横倉山から四国カルストへ 梅雨明けの空にのんびりの牛達

発電用風車は止まっていた。

カルスト台地の石灰岩と風車

日が暮れ始めても牛達は夕食中

日が暮れて今からキャンプ本番

日の出見たくて天狗高原展望台まで行くが霧は晴れず

朝霧の中に咲くハンカイソウ

天狗の森山頂経由大引割まで縦走する。

オオバノトンボソウ (大葉の蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属

トンボソウ(蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属

オオヤマサギソウ(大山鷺草) ラン科 ツレサギソウ属

ヒメノヤガラ(姫の矢柄) ラン科 ヒメノヤガラ属

ツチアケビ(土木通)  ラン科 ツチアケビ属

シャクジョウソウ(錫杖草) ツツジ科シャクジョウソウ属 上向の果実

ヤマホトトギス(山杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属

キヌガサタケ(衣笠茸) スッポンタケ科スッポンタケ属

ケイビラン(鶏尾蘭) ユリ科ケイビラン属

ウバユリ(姥百合) ユリ科 ウバユリ属

ヒメユリ(姫百合) ユリ科ユリ属

ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科 ホタルブクロ属

オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀) ヒガンバナ科ヒガンバナ属

ヤブコウジ(藪柑子) サクラソウ科 ヤブコウジ属

モロコシソウ(唐土草) サクラソウ科モロコシソウ属

イケマ(牛皮消) キョウチクトウ科イケマ属

ギンバイソウ(銀梅草) アジサイ科ギンバイソウ属

イヌトウバナ(犬塔花) シソ科 トウバナ属

ウツボグサ(靫草) シソ科 ウツボグサ属

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹) キンポウゲ科 センニンソウ属

ヤブミョウガ(藪茗荷) ツユクサ科ヤブミョウガ属

キヌタソウ(砧草) アカネ科 ヤエムグラ属

クサコアカソ(草小赤麻)  イラクサ科 カラムシ属

ヒナノウスツボ(雛の臼壺) ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属

ネジバナ(捩花)  ラン科 ネジバナ属