徒然なるままに2020年3月の野山の記録№1 花が咲き始めました     
 3月になってもなかなか花の気配がない。
 近くの大谷山や河原など歩いているとやっとツクシが咲いていた。

大谷山山頂から香川方面

早春に出るスギナの胞子茎 土筆。
 3月6日 晴天の続かない最近の天気だがこの日は一日大丈夫そう。 花はないのはわかっているが皿が峰をのぞきに行く。
 花の季節には水の元まで車で走るが、下からゆっくり引地山経由で皿が峰へ。
 この日は晴天で尾根まで上がると霧氷の名残が落ちている。
 足元には霜柱が立っている。 でも暖かく春の山を歩いているような一日だった。

トイレのすぐ上の駐車場所には多くの車が止まっている。

ヤマネコノメソウ(山猫の目草) ユキノシタ科 ネコノメソウ属

木には霧氷はなく足元が白くなっている。

霜柱
 3月9日 晴天予想で何か花が咲くなら低い山と、香川県の稲積山へ。
 駐車場になっている神社の境内は多くの車が止まっている。 片道1時間弱ではあるが多くのハイカーが歩いているようだ。
 はじめはコンクリート舗装で歩きにくいが途中からは普通の登山道、最後は写真の石段を登ると観音寺の町と共に、四国中央市の製紙工場の煙もよく見える。
 赤星山から二つ岳、東赤石山や石鎚山まではっきり見える絶景であった。
 昼には下山し、箱峠から紫雲出山へ登る。 日当たりのよいところにはナガバノタチツボスミレが咲き出している。

稲積神社階段と鳥居。 最近は有名な観光地のようだ

稲積神社から見る瀬戸内海と四国の山

コハコベ (小繁縷) ナデシコ科ハコベ属

ナヨクサフジ 残念ながら帰化植物

紫雲出山山頂から見る瀬戸内の島々

ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)  スミレ科スミレ属
 3月13日~15日  赤星山の花もそろそろ咲く頃で、早めに花名札を取り付けに。
 春の初期の花は小さいこと、咲き始めが気温の変化で早くなったり遅くなったり、群生しないものもあり設置のタイミングは難しい。
 咲いてから設置するのは難しいので、早めに葉などを目当てに設置する。
 15日は設置途中で雪が降り出して標高700m程までで終了した。
 もう少し花が咲けば山頂まで設置に行く事になる。

アオイスミレ 一部開花 

イチリンソウ 葉がやっと出始め

コチャルメルソウ 盛期

コチョウショウジョウバカマ 開花

ナガバモミジイチゴ 少し開花

ミヤコアオイ 開花

ミヤマカタバミ 葉のみ

ヤマルリソウ 一部開花