2017年7月の野山の記録№1 遅れた花を探しに東赤石山へ |
|
7月2日 梅雨の中休みに先月見つけられ無かった花を確認に東赤石山へ。
瀬場登山口に7時前に着くと登山口前だけで無く橋を渡った所まで車で一杯になりつつある。 準備していると車がどんどん増えてくる。
一旦は瀬場登山口から少し上がり始めたが、あまりにも人が多く花探索の登山が目的なので、人を避けて床鍋登山口から権現越え経由に変更。
権現まで撮影対象の花が見つからず。 途中で出会った若者の目を借りて花を探索することでここからはそれなりに花があり撮影タイムが増加。
撮影タイムが増加することで山頂もパス、山小屋のオオヤマレンゲ撮影後下山。 三脚を出して撮影し始めると山にいる時間が長くなり、5時近くに登山口へ帰着。疲れた!
帰って花図鑑と照らし合わせるがラン科の花で同定できないものがある。 写真も不十分だったので再度撮影のために登らなければならない。 |
権現分岐近くから権現岩を見上げる。 先月はこの上から下りてきた! |
ユキノシタ(雪の下) ユキノシタ科 ユキノシタ属 |
ウツボグサ(靫草) シソ科 ウツボグサ属 |
バイカウツギ(梅花空木) ユキノシタ科 バイカウツギ属 |
コゴメウツギ(小米空木) バラ科 コゴメウツギ属 |
イヨノミツバイワガサ(伊予三葉岩笠) バラ科 シモツケ属 |
フジイバラ(富士薔薇) バラ科 バラ属 |
タカネバラ(高嶺薔薇) バラ科 バラ属 |
カノコソウ (鹿の子草) オミナエシ科カノコソウ属 |
イヨハンショウヅル(伊予半鐘蔓) キンポウゲ科 センニンソウ属 |
コメツツジ(米躑躅) ツツジ科 ツツジ属 |
コウスユキソウ(小薄雪草) キク科 ウスユキソウ属 |
ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草) ユリ科 シュロソウ属 |
シライトソウ (白糸草) ユリ科 シライトソウ属 |
ウバタケニンジン(姥岳人参) セリ科 シシウド属 未だ開花途中 |
オオヤマレンゲ(大山蓮華) モクレン科 モクレン属 |
ヤマトキソウ(山朱鷺草) ラン科 トキソウ属 愛媛県絶滅危惧1B類(EN) |
ヤマサギソウに近いが側萼片らしきものが距を巻き込んでいる・同定できていない。 |
天気予報は良くないが雨が降れば傘でも差して歩くつもりで赤星山・皇子渓谷へ。 豊受分岐まで歩く。
先週の東赤石山では朝あまりにも登山者が多く、ゆっくり朝飯を食べてから歩き始める予定がおなかをすかしたまま歩いてしまいシャリバテ気味になってしまった。
余裕の無い時は忘れ物も多くなり途中で顔を洗ってメガネを置き忘れて歩き始めた。 三脚を使って撮影始めたとき一部部品を外しそのまま置き忘れてしまった。
写した写真もISO設定やシャッタースピードの設定が悪く良くなかった。 落ち着きを取り戻すためにホームグランドを歩く。 |
オオハンゲ(大半夏) サトイモ科 ハンゲ属 |
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科 テイカカズラ属 |
ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科 ホタルブクロ属 |
アカショウマ(赤升麻) ユキノシタ科 チダケサシ属 |
ムラサキシキブ(紫式部) シソ科 ムラサキシキブ属 |
サワオトギリ(沢弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
布引の滝 手前にドクダミの花が咲いている。 |
ムラサキニガナ(紫苦菜) キク科 ムラサキニガナ属 |
7月10日 中途半端な天気が続くが、天気次第で西赤石山から東赤石山縦走しようと自転車を車に積んで走る。
途中から雨が降り出して、縦走をあきらめ銅山峰のジガバチソウ撮影に歩く。
東赤石山でもあったが、ここでも後日確認の必要な未だ開花していない花を見つけた。 |
銅山峰の前山ピーク、ヤマツツジが咲いている。 |
アカモノ(赤物) ツツジ科 シラタマノキ属 |
マルバイチヤクソウ(丸葉一薬草) イチヤクソウ科 イチヤクソウ属 |
ウメガサソウ(梅笠草) イチヤクソウ科 ウメガサソウ属 |
クモキリソウ(雲切草) ラン科クモキリソウ属 |
ジガバチソウ(似我蜂草) ラン科クモキリソウ属 |
ヒナラン(雛蘭) ラン科 ヒナラン属 |
タカネオトギリ(高嶺弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
7月11日 天気予報は2~3時間ごとに変わる。 ダムの様態を見ると雨がほしいが、予報より晴れる確率が高そう。
昼間少しだけと黒沢湿原にトンボソウの確認に行く。 少しだが早かったようだ。 |
オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属 |
モウセンゴケ(毛氈苔) モウセンゴケ科 モウセンゴケ属 |
|
|