2017年5月の野山の記録№4 皿ヶ嶺と石鎚山 |
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5月23日 先日の皿ヶ嶺山行は花がほとんど無かった。 少しは咲き始めているのではと珍しい花を求めて歩いてみたが残念ながら見つけることはできなかった。 |
皿ヶ嶺山頂 松山平野と伊予灘が見える |
ブナの木が一斉に新緑に、山も本格的に春本番 |
ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科 クサノオウ属 |
クワガタソウ(鍬形草) ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 |
ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科 チゴユリ属 |
ラショウモンカズラ(羅生門蔓) シソ科 ラショウモンカズラ属 |
クマガイソウ(熊谷草) ラン科 アツモリソウ属 |
シコクカッコソウ(四国郭公草) サクラソウ科サクラソウ属 咲き残り |
シコクナベワリ(四国舐め割り) ビャクブ科 ナベワリ属 |
タニギキョウ(谷桔梗) キキョウ科 タニギキョウ属 |
イワカガミ(岩鏡) イワウメ科イワカガミ属 |
クロフネサイシン(黒船細辛) ウマノスズグサ科ウスバサイシン属 |
チゴユリ(稚児百合) ユリ科 チゴユリ属 |
ルイヨウショウマ(類葉升麻) キンポウゲ科 ルイヨウショウマ属 |
ミツバツチグリ(三葉土栗) バラ科 キジムシロ属 |
ツルキンバイ(蔓金梅) バラ科 キジムシロ属 |
5月27日 今年初めて石鎚山へ。 今年は家庭の事情で春の行動が制限され石鎚山と剣山への挨拶が遅れていた。
例年ならこの時期は筒上山から手箱山へアケボノツツジやヤマシャクヤクゲそしてゴヨウツツジ・ヒカゲツツジと花を求めて登る時期だが、今年は全般に遅いので、まずは石鎚山へ。
山頂でもイシヅチザクラが咲いているが、他の花はほとんど見られない。 写真撮影枚数はいつもの1/3程度。 |
石鎚も春の色に変わっている。 |
石鎚山の弥山に咲くイシヅチザクラと天狗岳 |
登山道も鮮やかな新緑 |
イシヅチザクラ(石鎚桜) バラ 科 サクラ 属 |
シャクナゲ(石楠花) ツツジ科 ツツジ属 |
ヤマシャクヤク(山芍薬) ボタン科 ボタン属 |
コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅) ツツジ科 ヨウラクツツジ属 |
アケボノツツジ(曙躑躅) ツツジ科 ツツジ属 |
ヒメミヤマスミレ(姫深山菫) スミレ科 スミレ属 |
ヒナスミレ(雛菫) スミレ科 スミレ属 ヒメミヤマスミレの近くにあり違うかも? |
5月29日 昼前に少し時間が取れて赤星山の皇子渓谷へ。 いつの間にか前々から修理の必要だった橋が取り替えられていた。
大きな杉の柱が3本使用され、橋桁もしっかりとした石積みで造られている。 篠原さん大変なボランティアご苦労様です。 |
架けられた橋、大変な作業であったと推定される。 |
機滝も新緑に包まれて明るく綺麗に! |
エゴノキ(別名 チシャノキ、ロクロギ) エゴノキ科 エゴノキ属 |
コガクウツギ(小額空木) ユキノシタ科 アジサイ属 |
イワガラミ(岩絡み) ユキノシタ科 イワガラミ属 |
オカタツナミソウ(丘立浪草) シソ科 タツナミソウ属 |
サワギク(沢菊) キク科 キオン属 |
ヤマハコベ(山繁縷) ナデシコ科 ハコベ属 |
5月30日 例年は5月20日前後に見に行く大座礼山のイチヨウランだが、今年は屋久島遠征が重なりこんなに遅くなってしまった。
いつもの様に迎えてくれたのは四国一と言われるブナが新緑を付けた姿とシャクナゲの花。 残念ながらポイントを見過ごしたのかイチヨウランには会えずに終わった。
笹の花が開花しています。 120年に一度の開花で地震が起きると言われますが? |
ブナの大木・完全に枯れて葉が着いていない木もある。 |
新緑のブナの木は清々しい色に染まる。 |
タニギキョウ(谷桔梗) キキョウ科 タニギキョウ属 |
ミヤマハコベ(深山繁縷) ナデシコ科 ハコベ属 |
シャクナゲ(石楠花) ツツジ科 ツツジ属 |
120年に一度しか咲かないといわれるササの花が一斉に開花していました。 |
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