徒然なるままに2013年7月の野山の記録№3 裏寒風山の登山道     
 瓶ヶ森林道は石鎚山お山開きから一月近く経っても未だ通行止めが続く。今日は裏寒風を歩いてみる。
 9時を過ぎて寒風茶屋前の駐車場に着くが一台の駐車で今日は寂しい状態。 それでも寒風山山頂で2人に出会い、下山中は単独登山者4人とすれ違う。

ヤブレガサ(破れ傘) キク科ヤブレガサ属

シモツケ(下野) バラ科シモツケ属

タカネオトギリ(高嶺弟切) オトギリソウ科オトギリソウ属

イシヅチボウフウ(石鎚防風) セリ科 シシウド属

タマガワホトトギス(玉川杜鵑草) ユリ科ホトトギス属

ナンゴククガイソウ (南国九蓋草)  ゴマノハグサ科クガイソウ属

シモツケソウ(下野草) バラ科シモツケ属
 裏寒風の登山道 
 
 旧寒風山トンネルは相も変わらず通行止め。愛媛県側の道路崩壊とのことだが
 登山口までなら行けるとみてトンネル歩き。

 インターネットではトンネルを出てすぐの所から登山口があるようになっていた。
 赤テープ・標識もなく足跡に沿い10mも歩けば立ち入り禁止のテープと張り紙
 
尾根を歩く登山道ももしや通行止め? 
心配しながら車の走らない旧国道を歩く。
旧国道は大きな岩がゴロゴロと落ちている。保守しないとこのようになるのか
今にも落石がありそうで右上ばかり見る。登山道より歩くのに気を遣う。 

やっと見えてきた登山口、
ここには登山口と書かれている。一安心。
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 始めは人工林の広い尾根を歩く。ツルシキミが多くなる。途中岩を超えるところも。
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シャクナゲの木が多くなる。岩場を上ると展望台へ。笹ヶ峰と伊予富士。
  展望台で視界が一気に開け伊予富士から目の前の寒風山笹ヶ峰も見える。
  今から登る寒風山の斜面は樹木に覆われてはいるが厳しい角度でインターネットでみたロープ場が近いことがわかる。
   
 笹をかき分けながら登ると大岩に当たる。右側は絶壁。左へ回るとロープが現れる。厳しい道を喘ぎながら登ると急に視界が開ける。
                            ここからは山頂までは僅か。 風は涼しいが陽を遮るものがない稜線を歩く。