徒然なるままに2019年1月の野山の記録№1 登山道整備     
 娘も帰省はしたが、早くに旦那さんの実家へ行ってしまった。
 3日になり時間をもてあまし、別子方面に車を走らせる。
 東赤石山の登山口には車が数台。 西赤石山や銅山峰の日浦登山口にも数台の車が止まっている。
 遅くの出発なので銅山峰を目指すこととした。
 ここの登山道は住友林業の手による物か、昨年から登山道整備が業者によってされていたが、今回登ってみると各旧跡の看板も新しくなっていた。
 トイレの新設から歓喜抗前の整備、ここには小さいながらも避難小屋もできていた。
 我々が赤星山でやっている手弁当で整備するのとは違いうらやましいほどの整備状況である。

小足谷集落跡

小足谷接待館跡

小足谷疎水道

小学校と測候所跡

土木課山林課跡

住友私立病院跡

トイレ・冬は使用禁止

焼鉱窯群跡

木方吹所と裏門跡

住友別子鉱業所事務所跡

木方吹所跡

重任局と勘定場跡

目出度町鉱山街入り口

歓喜抗前広場

銅山越え峠の標識

蘭塔場展望

雪はあるが軽アイゼンで歩ける。

先行者はここでは見当たらず、西赤石山へ登ったようだ。銅山峰で
 昨年夏から赤星山の登山道の整備に時間を取られることが多くなっている。
 赤星山の主の篠原さんの手伝いではあるが最近は登山よりも登山道整備のボランティアがはるかに多くなっている。
 西日本豪雨の頃から積み上げた石が崩れたり、流されたりで補修が必要になっていた所も中腹まではほぼこの1月で目処が付きそうだ。
 千丈の滝の上部に付けたロープ、ここだけで50m近く使用、他にも取り付ければ良い所はあるが持ち込んだロープはほとんど余らず!
 橋補修では、持っていた金槌が小さかったのか、五寸釘がなかなか入らず、手首を痛めそうになった。
 さしあたって気になる所は、山頂近くの壊れたハシゴの補修であるが、普通に登山でも3時間程度登る所で、材料の荷揚げを思うと先延ばしになりそう。

昨年の豪雨で流された石を積み直す。

千丈の滝巻き道はスベりそうでロープを設置。

千丈分岐手前の橋、踏み板も外れこわごわ渡っていた。

幾らか板も追加、五寸釘で取り付ける。
 1月23日 晴天。 ボランティアはお休み。 久しぶりの登山へと寒風山へ。
 寒風茶屋の前には1台のみ駐車。 山に雪が少ないためか登山者は少ない。
 登山準備をして歩き始めるが、登山道がツルツルに凍っている。 駐車場に引き返してアイゼン付けて再度挑戦。
 登山道周囲はほとんど雪は残っていないが、雪の多いときに登山者が踏み固めた雪が残っているのか登山道には凍った雪が残る。

雪の無い登山口。寂しく車が2台

大きな霜柱が登山道を崩しつつある。

標高低い所は登山道上に雪が残っている。

伊予富士方面、さすがに北側は雪に覆われている。

寒風山全景、雪はほとんど見えないが!

ハシゴを通過して岩場の尾根に出ると雪はやや多い