徒然なるままに2018年1月の野山の記録№1 銅山峰から伊予富士     
 1月4日 9時過ぎて時間ができたので日浦登山口へ。 軽アイゼンだけ持ち、ダイヤモンド水へ。 ここで弁当を食べ、さらに登ると橋の手前が凍ってツルツル。
 アイゼンを付け、第一通洞南口の方へ。 ここからは初めての道を歩くと東延斜抗があった。 煉瓦造りの建物や別子最大の坑道入り口も有り明治の遺産に感心する。

ダイヤモンド水。 ゆっくり弁当の時間が取れる。

第一通洞南口。 明治の時代にここからトンネルで北側まで通じていた。

石垣は2年掛かって明治18年に完成。

煉瓦造りの建物も残る
 1月6日 伊予富士へ。 国道から少し入ると雪があり、チェーンを着ける車も見られる。 登山口の駐車場はほぼ満杯。 四国だけで無く中国筋のナンバーも多い。
 いつもの所だからと簡単に考えたのが失敗で、靴下がいつもは2枚重ね履きなのに、この日は一枚だけで、アイゼンの影響も有り、靴擦れが起こった。
 靴擦れなんてここ10年経験が無かったのに、ゆっくり座って直せば良い物を伊予富士手前の稜線までそのまま歩いてしまった。 
 靴を脱いでみると皮が剥けだしている。 去年は腰までの雪の中で踏み跡も無くラッセルに疲れて撤退したが、今年は自分の不注意で途中で撤退することになった。

登山者用駐車場は満杯、茶屋前も多くの車が止まっている。

桑瀬峠、寒風山へ向かう人が多い。

登山口から雪だが、ここまで来てもそれほど深くない。

伊予富士への稜線
 1月13日 昨年からの懸案、赤星山の登山口の橋の架け替を手伝った。
 上流部のように丸太を使用するには幅が広く長い木材が必要であり、何度も水害に遭っていることから水面から離す必要も有る。
 ここはレッカーが入れることも有り、鉄骨を使って架橋する。  鉄骨の長さは2本繋いで14m、多くのボランティアの協力で一日かからず完成した。

架橋前、大水で壊れた橋

レッカーが入った

鉄骨をトラックで搬入

鉄骨を接続長さ14m

レッカーで架橋開始

鉄骨設置

鉄骨間に横繋材取り付け

木製根太材取り付け

道板(床材)取り付け

ワイヤーで岩と結合

コールタールと砂で滑り止め塗布

丈夫な橋が完成
 1月30日 先日の架橋の跡を確認と、寒波襲来で機滝の凍結を見に赤星山へ。

登山道はどの橋も渡り良くなっていた。

機滝も凍結始まりつつ有り、あと数日冷え込めば良いのだが。