![]() |
コケ図鑑へ進む | シダ図鑑準備中 | ホームへ戻る |
赤星山をホームグランドに山歩きを楽しんできました。
最近では山の花の撮影に魅力を感じ、山頂を極めるより花の撮影に力が入ってきました。その延長でここ数年は登山道に花の名前を表示していました。
赤星山の場合、国の天然記念物であるカモシカが現れ登山道沿いの草花を根こそぎ食べる事態が起こってしまいました。
鹿も増えて花の種類、数共に大幅に減少することで、花の名前表示は2024年10月をもって休止することになりました。
することが無くなり、思いついたのがコケの事です。
赤星山の名所である玉簾は水の流れる苔の滝です。
玉簾の苔はホソホウオウゴケという苔で、前々から気になって調べてはいたが、時間ができたのでカメラをもって赤星山をゆっくり歩き始めると多くのコケが
あることが判明しました。
苔は不思議と鹿やカモシカなどの動物だけでなく昆虫などにも食べられないようで、赤星山は苔にとっても楽園のような所でした。
赤星山の玉簾
苔の種類は日本では1600種以上あるといわれています。
さらにその大きさは数㎝の物から1㎜に満たない物まで小さく、苔の勉強するにはまずルーペを準備する必要があります。
それで済めばよかったのですが、種類の特定にはベテランでも顕微鏡で見ないと確定できないようです。
花木と違って図鑑も種類が少なく、近くの図書館へ行っても2~3冊程度で、同定に必要な顕微鏡写真は少しあるだけです。
私のような素人では種類の特定は非常に難しい作業になります。
ここでは、まずわかりよい種類から作成したいとは思っています。
当面は間違うことも多いと思いますが、少しずつ充実した資料になるように努力します。
赤星山の関係で、まずはホウオウゴケ属から掲載します。