花名  ハルザキヤツシロラン(春咲八代蘭)
分類 ラン科オニノヤガラ属 生活型 多年草 高さ 3~5㎝
分布 本州、四国、九州 植生帯 常緑広葉樹林下に生育 花期 4~5月
特徴 花序あたり1~3個の花をつける。落ち葉に紛れて見つけにくい。
花は萼片と側花弁が合着して筒状になり、長さ約2㎝、先端で少し分かれる。
萼片は紫褐色、側花弁は朱色をおび、唇弁は淡黄色。
環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)・愛媛県絶滅危惧ⅠB類(EN)・徳島県絶滅危惧II類
高知県で咲くと聞いて、何度も通って探してみたが見つからなかった。
今年は開花時期が1週間以上遅れたため余計に探索回数が増えたが、結局知人に教えてもらって撮影できた。
開花前に重点的に探したところは間違っていなかったが、花が出る前に探したようだ!
開花後の伸びた花柄は沢山見つけることができたので、来年には自分で探すことができそうだ。
 唇花弁には4条の隆起したしわがあり、基部付近には各1個のこぶ状突起がある。
結実すると小花柄が約30㎝まで伸びる。