花名  ムロトムヨウラン(室戸無葉蘭)
分類 ラン科 ムヨウラン属 生活型 多年草 高さ 20~45㎝
分布 四国(高知)、鹿児島県 植生帯 照葉樹林の林床 花期 7~8月
特徴 花序は単生または下半分で分枝し、花時には黄白色、果時には褐黒色、鱗片状の鞘がある。
花は広く開き、直径約2.5cm。
萼片は黄白色、ときに薄紫色を帯び、線形、下半分がわずかに狭く、花被片は黄白色、
唇弁は小さく3裂する。蕊柱は半長以上唇弁と合着し、基部は毛を散生する。
高知県絶滅危惧ⅠA類(CR)
国内では2006年に高知県室戸市で初めて発見されてムロトムヨウラン。
クロムヨウランとの相違点は、茎の高さが20-45cmで大型であること、
花のつく間隔が5~10㎜間隔とややまばらであること、果実が茎に対してクロムヨウランより鋭角につくことなど。
 ムロトムヨウランは、良く開花し、開花時間も長い。