花名  イヨトンボ(伊予蜻蛉 )
分類 ラン科ミズトンボ属 生活型 多年草 高さ 10〜25p
分布 本州、四国、九州 植生帯 暖地の湿った草地や法面 花期 8〜10月
特徴 根茎から茎が伸びて基部に広倒披針形の葉を3〜8枚、地面に接するようにロゼット状に
つける。 苞は線状披針形で長さ 約 7o。 茎の上部に3〜15個の花を総状につける。
花は淡黄緑色で、唇弁は3裂し、側裂片は捩じれて横に広がる。
萼片と側花弁は長さ3o,背萼片と側花弁は兜状になる。
距は長さ約 1p、蕊柱は短く、葯室は平行で各室に花粉塊が1個ある。
環境省絶滅危惧1B類(EN)・高知絶滅危惧TB類(EN)・愛媛県情報不足(DD)・徳島県絶滅危惧IA類
 イヨトンボの名は、発見地の伊予(愛媛県)に因んで、牧野富太郎博士が付けた。
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唇弁が、大きく3つに割れ中央の裂片は真っ直ぐ、
両側の裂片がくねくねと捩れる。


   葉は広倒披針形で長さ 3〜7p、幅 1〜2p
  地面に接し3〜8枚の葉がロゼット状につく。

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