花名  キクバヤマボクチ(菊葉山火口)
分類 キク科ヤマボクチ属 生活型 多年草 高さ 70〜100cm
分布 本州、四国、九州 植生帯 山地の日当たりのよい草地や林縁 花期 10〜11月
特徴 根生葉は長柄があり、広卵形で掌状に深裂、長さは約10〜30cm。葉裏に綿毛が密生する。
茎葉は互生、上部は長楕円形でまばらに鋸歯が有、鋭頭、葉柄は上方に向かうにつれ短くなる。
頭花は直径約3.5cm、筒状花のみで淡黄色か淡紫色、横〜下向きにつく。
総苞は球状鐘形で長さ約2.6cm、まばらにクモ毛があり、総苞片は多列で先はほとんど刺状。
 葉がキクの葉に似ていて、葉の裏の綿毛を集めて火口(ほくち)の材料にしたことよりキクヤマボクチ。
 昔の火打石で火をつけるときには今のように紙やマッチ・ライターもなく自然のものに頼っていた、大変な苦労があったと思う。