花名  ヤマトミクリ(大和実栗)            
分類 ミクリ科 ミクリ属 生活型 多年草 高さ 50〜120cm
分布 本州、四国、九州 植生帯 溜め池や河川 花期 5〜9月
特徴 泥中に走出枝をのばして先端に新芽をつくり、栄養繁殖する。
葉は幅10〜20mmで、背面に稜があり断面は3角状。
花序は分枝せず上方に4〜8個の雄性頭花が、下方に3〜6個の雌性頭花が1cm以上離れて付
雌性花序は熟すと径15〜20mmの球形の集合果となり、果実は紡錘形で中央部がくびれる。
 環境省絶滅危惧U類・愛媛県絶滅危惧T類・香川県絶滅危惧T類・高知県情報不足・徳島県絶滅危惧T類
特に大和地方に多いことからヤマトミクリ。
愛媛県では久万町の小さな溜め池だけで生育が確認されている。
黒沢湿原で見られる。 黒沢湿原の場合少しは人の手が入っているが将来にわたり貴重な種の保存場所となりそう。
雌性頭花のつく部分は主軸が
  ジグザグ状に屈曲していることが多い。