花名  セツブンソウ(節分草)            
分類 キンポウゲ科セツブンソウ属 生活型 多年草 高さ 10〜30p
分布 本州 植生帯 林内や山すその半影地 花期 2〜4月
特徴 茎の上方に2個の茎葉が無柄で輪生する。茎葉は深く羽状に切れ込み、裂片は広線形となる。
根出葉は単生し、葉柄は長さ7〜15p、、五角状円形で3全裂し、さらに羽状に欠刻する。
花は茎先に単生し、白色で径2〜2.5p、花柄は茎葉から出て細かい絨毛がある。
花弁に見えるのは花弁状の萼片で、広楕円形で長さ1〜1.5pで先端はとがる
環境省準絶滅危惧(NT)・広島県準絶滅危惧(NT)
早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからセツブンソウ。
人気が高い花で現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。
セツブンソウの自生地として有名な広島県庄原市で撮影した。
花弁は先端が黄色い部分。

青紫色の葯をつけた雄しべ。

中央部の薄紅色をして突き出しているのが雌しべ。
 花弁に見える萼片は5個が標準だが、上記写真の八重咲きなど数や形状の変異が多い。 色も白色だけでなく淡紅色もある。