花名	ミヤマキリシマ(深山霧島)
	分類	ツツジ科 ツツジ属	生活型	落葉低木	高さ	１０〜１００cm
	分布	九州	植生帯	九州の火山高地	花期	５〜６月
	特徴	ヤマツツジより小さく、葉・花ともに小形。 枝先に２〜３個ずつ小さな紫紅色の花をつけるが、桃色、薄紅色の花も見られる。
植物学者の牧野富太郎は新婚旅行で霧島を訪れてこの花を発見し、ミヤマキリシマと名付けた。 ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。 高千穂の峰で活動中の火山・御鉢の内側に花が咲いていた。　ガスや乾燥にも強い花と思われる。 逆に火山活動が終息し植物の遷移によって森林化が進むと、優占種として生存できなくなる。