花名  ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず) 別名オオトリトマラズ
分類 メギ科 メギ属 生活型 落葉低木 高さ 100〜300cm
分布 北海道、本州、四国、九州 植生帯 山地〜亜高山帯の林縁 花期 4〜6月
特徴 枝には稜があり、各節に長さ8〜20omの刺が3〜5本つく。
葉は互生だが、おもに短枝の先に集まってつき、倒卵形でふちには刺状の細かい鋸歯がある。
短枝の先に総状花序を垂れ下げ、多くの黄色の花をつける。  花は黄色の6弁花。
果実は液果、長さ1cmほどの楕円形で、10月ころに赤色に熟す。
 愛媛県絶滅危惧T類
枝に大きく鋭い棘が束生し葉の縁にも小さい棘が有、その為「こんな木にはヘビも登れない」という意味でヒロハヘビノボラズ。
蛇紋岩地などに生育する。
愛媛でも東赤石山の岩礫地に生息する。 比較的多く、減少要因はないが、四国で唯一の自生地として貴重で絶滅危惧種指定。

葉縁に鋭い刺がある。
←長さ8〜20oの刺が
  3〜5個付く