花名  ウルップソウ(得撫草) 別名ハマレンゲ
分類 オオバコ科 ウルップソウ属 生活型 多年草 高さ 15〜25p
分布 北海道、本州 植生帯 高山の湿った砂礫地 花期 6〜8月
特徴 茎は短く太い根茎に分かれて株をつくり、先に多くの葉が群生する。
葉は卵円形又は腎形の肉質で先は円く長さ5〜10p幅5〜13p、先の鈍い重鋸歯がある。
葉の間から高さ15〜25cmの花茎を伸ばし円柱形で大きな苞葉のある花穂に多数の青紫色の
小さな花をつける。 雄しべは花弁よりも短い、萼は筒状で腹面が基部まで裂ける。
 環境省絶滅危惧II類 (VU)
日本では礼文島・飛騨山脈北部(白馬岳・雪倉岳)・八ヶ岳(硫黄岳・横岳)の高山帯に隔離分布している。
氷河期に日本に南下し、その後高山などの一部地域だけに生き残ったと考えられている。
白馬岳で撮影。