花名  アマニュウ(甘ニュウ)    マルバエゾニュウ
分類 セリ科 シシウド属 生活型 多年草 高さ 100〜200cm
分布 北海道、本州、四国 植生帯 山地の草地 花期 7〜8月
特徴 葉は1〜2回3出複葉で、小葉は幅の広い卵形で、縁には鋸歯がある。基部は心形。
葉の柄のつけ根の部分は膨れて鞘状となる。
茎先に大きな複数の散形花序を出し白い小さな花を密に付る。大花序は25〜30個の柄を出し
その先に着く小花序は30〜50個の柄を出す。花弁の先は内曲する。
「ニュウ」はアイヌ語由来の言葉で、食用・薬用になるものにつけられた名称で、茎に甘味があり食用になりアマニュウ。
アマニュウの近縁種のシシウドには小総苞片がなく、また葉に毛が生える。
本州(中部地方以北)から南では大山、石鎚山にあるようだがまだ確認できていない。
四阿山で撮影。