花名  カラスノエンドウ(烏野豌豆) 別名 ヤハヅエンドウ
分類 マメ科 マメ科 生活型 二年草 高さ 60〜150p
分布 本州、四国、九州 植生帯 マメ科 花期 3〜6月
特徴 秋に発芽する。
茎には巻きひげがあり、近くのものに絡みつくこともあるが大体は直立する。
茎は全体に毛があり四角柱状。強い臭気がある。 エンドウに似た小型の紅紫色の花を付ける。
豆果は熟すると黒くなって晴天の日に裂け、種子を激しく弾き飛ばす。
ヤハズエンドウが植物学的では標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着
近縁の仲間には、スズメノエンドウ 、カスマグサなどがある。
カラスノエンドウは大きくて少数の花をつけ、
スズメノエンドウはごく小さな花を房状に多数つける。
カスマグサは小型の花を少数つける。
ヤハズエンドウは托葉(葉の付け根の付属物)に暗紅色の花外蜜腺があり、他2種にはない。
カラスノエンドウは別名ヤハズノエンドウともいい、
小葉の先は矢筈状にへこむのが特徴。

小葉の数は12枚〜16枚。