花名  ヒサカキ(姫榊) 別名ササキ、ビシャコなど
分類 ツバキ科 ヒサカキ属 生活型 常緑小高木 高さ 400〜700p
分布 本州、四国、九州 植生帯 山地 花期 3〜4月
特徴 樹皮は灰褐色。本年枝は淡緑色で無毛。葉柄が枝に流れて低い稜になる。葉は互生。
葉身は楕円形〜倒披針形。厚い革質で表面は光沢があり裏面は淡緑色。両面無毛。
葉腋に鐘形〜壺形の花を1〜3個束生。花は直径2.5〜5oで下向きに咲き強い臭気がある。
花弁は帯黄白色で5個。雌雄異株。
強い芳香を放つ。この芳香は一般的な花の匂いとは異なり、都市ガスやたくあんに似た独特の匂いである。
墓・仏壇へお供えや玉串などとして宗教的な利用が多い。一説には本来はサカキを使っていた物の代替であるといわれる。
名前も榊でないから非榊であるとか、一回り小さいので姫榊がなまったとかの説がある。
寒風山で撮影。