花名 | ネナシカズラ(根無葛) | |||||||||||
分類 | ヒルガオ科ネナシカズラ属 | 生活型 | 1年生寄生植物 | 高さ | つる性 | |||||||
分布 | 北海道、本州、四国、九州 | 植生帯 | 日当たりのよい山野 | 花期 | 8〜10月 | |||||||
特徴 | 長いつるを伸ばして寄主にからみつき、寄生根をだして養分を吸収する。 つるは針金状で黄色または紫褐色を帯びる。 葉は長さ2o以下の鱗片状。短い花序をだし、白い小さな花を多数つける。 花冠は長さ約4oで、5裂する。雄しべ5個は花冠より短い。 |
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被寄生植物に寄生して寄生根を出すと、その下のつるは枯れてしまう。この根のない生態からネナシカズラ。 ネナシカズラの種子は、春に発芽すると、普通の植物のように土中に根を張り、細い茎を伸ばし、宿生する植物を求めながら 伸長して、やがて好みの植物に触れると、しっかりと絡み付いて吸盤を出し寄生根で植物から養分をとって成長する 宿生植物が決まり、寄生根から養分をとるようになると、地中から始めの宿生植物までの茎の部分は枯れて根のない草になる。 宿主が枯れれば栄養を絶たれて死滅。 |
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