花名  カゼクサ(風草)  
分類 イネ科スズメガヤ属 生活型 多年草 高さ 30〜40cm
分布 本州、四国、九州 植生帯 畦道、路傍、草地、堤防 花期 8〜9月
特徴 根茎は短く、匍匐根茎を欠き、根は長く強靭。茎はやや扁平、直立し大きな株状になる。
葉は長さ20〜40p幅5〜8o、堅く線形、基部に白色の毛が密生する。葉舌は毛状。
葉鞘は平滑、縁にのみ毛がある。花序は円錐形、長さ20〜40p、直立し紫褐色を帯び
光沢がある。小穂は長楕円形または披針形、扁平、5〜10小花からなり、長さ4〜6o。
名称は中国名の知風草から。
ごく普通に見られる雑草である。大きな株を作り、引き抜くのは困難。
茎は根本から斜め上に伸び、踏みつけられてもほとんどダメージはない。根本の部分がちょうつがいのようになっており、
踏みつけられても茎はそのときに倒れるだけであり、すぐに元通りに立ち上がる。葉も強靱であり、傷付きにくい。
株立ちになる草で、匍匐茎はないが、
大きな集団を作りやすい。