花名 | シャクジョウソウ(錫杖草) | |||||||||||
分類 | ツツジ科シャクジョウソウ属 | 生活型 | 多年草 | 高さ | 10〜20cm | |||||||
分布 | 北海道、本州、四国、九州 | 植生帯 | 林中の暗い場所 | 花期 | 6〜8月 | |||||||
特徴 | 茎には葉が退化した鱗片葉が多数互生、上部には剛毛が生える。 上部の鱗片葉はまばらに、下部のものは小型でやや密につく。鱗片葉は広卵形で先は尖る。 茎の先端に総状花序をつけ、4〜8個の花を下向きにつける。萼片は4〜5個、 花弁は4〜5個ある。雄蕊は8個あり、子房を囲む。花柱は長さ5〜6oになる。 |
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愛媛県絶滅危惧TA類(CR)、,徳島県絶滅危惧T類(CE)、高知県絶滅危惧TA類(CR) | ||||||||||||
和名は、全体の姿が修行僧(修験者)が携帯する道具の一つである杖、錫杖に似ていることに由来。 山地のやや暗いところに生える菌従属栄養植物。 全体が淡黄褐色で葉緑素を持たず光合成はしない。 落ち葉を分解する菌類を根の表面や表面付近に住まわせ、菌類が吸収した養分を間接的に吸収する。 養分となる落ち葉だけでなく菌類との密接な生活環境にあるため、栽培は極めて困難。 花は最初下向きにつくが次第に上向きになり、果実は上向きになる。 |
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