花名  タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)            
分類 ゴマノハグサ科クワガタソウ属 生活型 越年(一年)生 高さ 10〜30cm
分布 ヨーロッパ・アフリカ原産 植生帯 日当たりのよい草地や林下 花期 4〜6月
特徴 茎は根元で分枝して直立、高さ30p程に立ち上がって枝分かれしない。
葉と茎に軟毛が生え、葉は縁に鋸歯を持ち、下部は短柄を持ち対生上部は長楕円形で互生する。
花序は茎の上部の葉腋に直接つき青紫色の小さな花を1つ咲かせる。
種子により繁殖し、秋に発生した個体が越冬して翌年の春から夏に開花、結実する。
種子の形が似ているのでイヌノフグリ、茎が立ち上がるのでタチイヌノフグリ。
花の大きさは3〜4oと小さく、しかも晴天時、お昼前後の2〜3時間しか開花しない。
明治時代に日本に侵入、全国に広がる。 侵入経路 非意図的に導入(詳細不明)  
雑草ではあるが剣山のように高い山で会うことが多い。