花名 | ダイコンソウ(大根草) | ||||||||||
分類 | バラ科 ダイコンソウ属 | 生活型 | 多年草 | 高さ | 25〜60cm | ||||||
分布 | 北海道(南部)、本州、四国、九州 | 植生帯 | 山野に生える | 花期 | 7〜8月 | ||||||
特徴 | 根出葉は羽状複葉で、茎葉はほとんど単葉となり、上部ほど切れ込みが少ない。 側小葉は小型1〜2対で付属小葉片が混じる。頂小葉は広卵形で大きく3〜6p長3裂する。 枝分れした先端に1〜2cmで黄色の花がまばらに咲く。花弁は5枚雄しべと雌しべは多数。 花の中心には多数の柱頭がある。 |
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根出葉が大根の葉に似ているのでダイコンソウ。 花のあと、花柱がのび先がカギ形になりこれで果実は人や動物の体にかかって運ばれる。 ダイコンソウはお茶にし服用すると食欲不振、消化不良に効果が有り生の葉や煎液は腫れ物や打撲傷の外用薬として薬効がある。 昔から人々は自然と共に生活してきたから、山草が毒性・薬効・味などが確かめられ利用されてきた。 今では山草を使用しなくても薬も栽培された植物や合成される事で山草を採取する必要が無くなっているが、 自然を残すために必要以上の山草採取は慎みたいもの。 先人の知識は大切にする必要があると思うが。 |
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