花名  マムシグサ(蝮草)  
分類 サトイモ科テンナンショウ属 生活型 多年草 高さ 10〜20cm
分布 本州、四国、九州 植生帯 平地から山地の野原、林縁 花期 4〜6月
特徴 球茎は平たい円形で地下にある。偽茎は葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なってできたもので、
紫褐色のまだらな模様がある。雌雄異株。葉は2個、楕円形の小葉が鳥足状に7〜15個。
花序は葉より高く、仏炎苞は葉と同時に開き、淡緑色あるいは淡紫色で白条がある。
果実は秋に橙色から赤色に熟し、トウモロコシに似た形状の果実を付ける。
茎にある紫褐色のまだら模様を蝮に見立ててマムシグサ。 
芽が出た頃の姿もまむしによく似ている。
球根や葉は有毒。
花のように見える仏炎包の色が緑色のものはカントウマムシグサ、紫褐色のものはムラサキマムシグサ。